育休復帰!育児と仕事の両立を行うための準備と心構え!
育休を終えて、うまく仕事に復帰するためには、気を遣わなければいけないポイントがいくつかあります。育休前と最中にしておくこと、そして復帰してからの動きについてお話しします。退職せずに仕事を続けるという決意を、現実のものにするための段取りです。
願書が受け入れ可能数より多い場合は、保育園に入れるかどうか審査されることになります。もちろん、審査に落とされてしまう場合もあります。基本的な考えとして「保育する環境が不足している」とみなされる家庭が、審査を通る可能性が高いです。審査が通りそうかどうか、自分は果たして保育環境が不足しているのか……願書を出す前に改めて考えてみてください。
保育園の審査が比較的通りやすい条件
●両親が共働き
●両親の片方が働いており、片方が仕事を探していて働く予定がある
●両親の親と別居している
●両親の親と同居しているが、親も働いている
●両親の親と同居しているが、親が高齢(およそ70歳以上)である
保育園ごとに審査の基準が異なりますので、先輩ママなど詳しい人に確認してみるとよいでしょう。働いていても、自宅での自営業は外の会社で働くよりも少し落とされやすい……など、微妙な条件の違いが結果に影響することもあります。
願書受付までの期間はどうする?
多くの保育園は、4月入園です。そのための願書受付は前年10月ごろから始まります。それまでの間にしておくことは、保育園探しとともに、あたりをつけた保育園の見学です。あまり選んではいられない状況とはいえ、見学などをしないと後々交通手段や園の保育時間、方針に不満が出てきてしまうことも。
一度入園すると後に転園することが難しくなります。育休は明けているのに、保育園探しを再びすることになってしまいますからね。見学を受け入れている保育園は多くあります。設備や方針、先生の雰囲気などを、自分自身の目で確かめておきましょう。安心して任せられる保育園に、納得して預けることが大切です。
復帰後にすること2つ
いよいよ育休が終わり、仕事復帰です。育休から復帰したお母さんたちの話を聞く限り、育休後の1年間が、退職せずに仕事を続けられるかどうかを判断する重要な期間です。この1年をどう乗り越えるかで、おおげさな言い方ですが人生が左右されます。子育てをしながら仕事ができる環境作りをしていきましょう。
関係者に復帰の挨拶
ここでもやっぱり挨拶が大切。面談などでお世話になった上司だけではなく、同僚や後輩、育休中に入ってきた初めましての人にもきちんと挨拶をしておきましょう。実はこの行動がとっても大事なんです。どうしても、育休前のように出張、残業を含めてバリバリ働くということができなくなります。以前と同じような戦力には、しばらくは戻れないんです。
また、子供は意外と頻繁に体調を崩します。そういったときは保育園から電話がかかってきて、場合によってはすぐに子供のもとに向かう必要も出てきます。やむを得ない理由とはいえ、遅刻や早退が増えてしまうんです。有給も使い切ることになるでしょう。引き続き、周りに仕事のフォローをしてもらう必要があります。挨拶をしないという選択肢はナシ。この挨拶で、育休のお礼と今後の協力要請をしておきましょう。
復帰後2ヶ月ごろに会社と面談
この面談では、復帰後の状況が確認されます。業務に関連することだけではなく、育児や自分の体調についても不安があれば、このときに会社側と情報共有するようにしてください。キャリアのためにも、あまり不安を漏らしたくない気持ちはわかります。ですが、相談しないで隠しておいて、後日体調不良が悪化するなどしてしまったら、より大きな迷惑を会社にかけてしまいます。会社側にも、対策を講じる時間が必要な問題なんです。
面談というと、退職をすすめられる場かも、高圧的かも……なんて、余計に不安になってしまう方もいますよね。でも、ここは会社と一緒に問題を解決する場です。心配しないで、貴重な面談の機会を大切にしてください。
育休から復帰するときの心構え
育休を終えて復帰すると、社内の環境はずいぶんと違っています。ときどき会社と連絡を取っていたとしても、やはり実際に行ってみると違和感、不安を感じてしまうもの。そして退職の2文字が頭をよぎります。そんな不安を乗り越えて育休後、再び仕事で活躍できるようになったお母さんがどんな心構えでいたのかを考えてみましょう。
最前線には復帰できないかも
育休中に後輩が育ったり、システムが変わったりなどして、落ち込むこともあるでしょう。苦しいかもしれませんが、ここを乗り越えましょう。
気の持ちようを変えましょう。部署変更になったのなら、会社が育児の忙しさを汲んでくれたんだ……と考えるようにします。新人扱いになったとしても、これまでの経験を活かせることも多いでしょう。また、もとの仕事内容に戻れるように働きで示していく。自分の中で目標を立てて、進んでいきましょう。
周りの育休と復帰に対する理解
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