育休復帰!育児と仕事の両立を行うための準備と心構え!

育休を終えて、うまく仕事に復帰するためには、気を遣わなければいけないポイントがいくつかあります。育休前と最中にしておくこと、そして復帰してからの動きについてお話しします。退職せずに仕事を続けるという決意を、現実のものにするための段取りです。

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Contents
目次
  1. 育休からの復帰を確実にするために!
  2. 育休開始前にしておくこと3つ
  3. 育休中にしておくこと5つ
  4. 最も大変な復帰準備は保育園探し
  5. 復帰後にすること2つ
  6. 育休から復帰するときの心構え
  7. 育休復帰後に利用したいサービス
  8. 育休中は子供も準備が必要?
  9. それでも辞めることを選択するケース
  10. 育休復帰は準備と気持ちが大切

残念なことに、すべての人が育休に対して理解を深めているわけではありません。冷たい目を向けてくる人もいることもあります。耐えられるレベルであれば、ぐっとこらえてスルーするのがよいでしょう。でも、耐えられないレベルになったら会社に申し出てください。会社に迷惑がかかる……なんて考えずに、ガマンしないで一度話してみることが大切です。

会社は、厚生労働省が示す指針のもと、育休に対する理解を深めているところが多いです。周知はまだまだかもしれませんが、対策を一緒に考えてくれるでしょう。

育休と復帰を周りに感謝

希望通りの扱いでなかったり、冷たい目を向けてくる人がいたり……と、不安がたくさんある仕事復帰。ですが、ここでいわゆる「ワーキングマザー様」になってはいけません。育休が取得できた。退職せずに戻ることができた。これは会社が席を残してくれたことと、仲間のフォローがあったからだと思うようにしましょう。

ここで挨拶をしないなどの態度をとってしまうと、風当たりがいっそう強くなります。どうしてわかってくれないの?と言いたくなることもありますが、それは子供や家族、そして自分のためと思って飲み込みます。仕事を辞めると、求職から始まります。それをせずに済んだことへの感謝を、言葉と態度で示すことで、周囲の理解も深まっていくでしょう。

育休復帰後に利用したいサービス

育休後、仕事に戻ってみると予想以上に忙しくなります。覚悟していたとはいえ、きついかな……と感じたら、家事や育児を手伝ってくれるサービスを利用してみるのはいかがでしょうか。家政婦さんを雇うとお高いんじゃない?と思われるかもしれませんが、今は家政婦派遣の会社が多く、価格も競争から抑えめなところが多いです。

また、比較的安価で利用できる行政のサービスもあります。知っていると知らないのでは大違い。これらのサービスについて、一例を挙げてみます。地域によって提供しているサービスや名称が異なりますので、公式ホームページで確認してみてください。事前申し込みが必要なサービスもあるので、仕事復帰の準備として進めておきましょう。

ファミリーサポート

ファミサポ、子育て助け合いなどの名称で提供されていることが多いサービスです。子供好きで子育てをしたい地域の人と、子育てを助けてほしい人をつなぎ、数時間単位でお手伝いをしてもらうことができます。料金は地域により異なりますが数百円から。プロの保育士に預けるのではないので不安があるかもしれませんが、講習会修了者のみが預かれるなど、対策をしている地域も多いです。

子育て施設

名称は地域によりさまざまです。多くの施設は無料から、年間数千円で利用することができます。開いている時間であればいつでも行くことができるのも便利ですね。保育士の資格を持っている人がいる遊び場で、子供を遊ばせながらお母さん同士の交流ができる場所です。中には、育児相談コーナーがあるところもあります。

一時預かり所

保育園の休園日でも利用可能な、臨時の子供預かり所です。利用の方法等については各所で違いがありますので、役所などのホームページでルールを確認してみてください。およそ2,000円前後の料金で利用できます。

育休中は子供も準備が必要?

ここまでは、お母さんのための復帰準備について挙げてきました。しかし、仕事復帰のための準備は、子供サイドにも必要です。これまで常に一緒にいたのに離ればなれになるわけですから、準備しないままではお母さんも不安ですよね。ここでは、子供への準備について解説していきます。

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