生理周期がバラバラになるのはなぜ?排卵との関係や原因を知りたい!
【医師監修】生理は女性にとって切っても切れない存在です。生理の周期がバラバラだと、普段の生活に支障をきたすだけでなく、妊娠する時の障害にもなります。なぜ、生理周期がバラバラになるのでしょうか。排卵との関係や生理周期がバラバラな場合の対処法も含めてお伝えします。
生理周期がバラバラになる原因【閉経】
閉経とは、卵胞ホルモンと黄体形成ホルモンの減少により、排卵および生理が無くなる状態のことです。閉経を迎える時期が近づくと生理周期はバラバラになります。気を付けなくてはいけないのが、20~30代に生理が無くなる早発閉経です。早発閉経になると生理周期がバラバラになり、卵巣機能が働かなくなるので自力での妊娠が難しくなります。
また、早発閉経になってしまうと、のぼせやほてりといった更年期障害のような症状のほかに、骨粗鬆症や冠動脈疾患、脳卒中などのリスクが高くなると言われています。
生理周期と排卵ってどう関係してるの?
生理周期と排卵は女性にとって切っても切り離せないものですよね。妊娠を希望する方にとって、生理周期と排卵の関係を知っておくことはとても大切です。
生理周期と排卵の関係【排卵と排卵日】
排卵とは約1ヶ月に1度、卵子が卵巣から飛び出して卵管に入ることを言います。排卵はおおよそ次の生理開始予定日の約14日前に起こります。そして排卵が起こる日が排卵日です。
生理周期と排卵の関係【排卵日を計算する基本的な方法】
排卵日は計算をすれば求められますが、計算方法にはどのようなものがあるのでしょうか。排卵から次の生理開始日までの長さは通常約14日間と決まっていて、これは生理周期がバラバラの人でも変わりません。これを踏まえて排卵日は、次の生理予定日から14日引いた日であると計算できます。妊娠を希望する人にとって、排卵日を計算することは大切です。
生理周期と排卵の関係【生理周期がバラバラの場合の計算方法】
生理周期がバラバラな人は、上記のような計算ができません。その場合、毎日基礎体温を測る方法や、子宮口とオリモノの状態を自分で内診する方法を活用しましょう。またはインターネットサイトを用いて、次の排卵日を計算する方法もあります。他には排卵検査薬を使う方法もあります。排卵検査薬は正しく使えば高い確率で排卵日の予測ができます。
生理周期と排卵の関係【生理周期がバラバラでも排卵検査薬は使えるの?】
生理周期がバラバラの人でも排卵検査薬は使うことができます。ただし、生理周期がバラバラな人が排卵検査薬を使う場合、排卵検査薬を使う前にやっておくことがあります。それは、排卵検査薬が使える期間を把握することです。
まず基礎体温を測り、日々の基礎体温、高温期、低温期を把握し、過去3ヶ月分の生理周期を記録します。次に、生理開始日と体温が一番低かった日の間の期間を、次の生理の周期だとします。この仮の生理開始日の17~20日前が、排卵検査薬が使える最適な時期です。
(排卵検査薬についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。)
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