新生児の手足をバタバタさせる理由・対処法は？激しい場合は注意！？

大人と違って体温調節の難しい新生児は、大人にはちょうどよい気温でも暑くて汗をたくさんかいて気持ち悪くなったり、汗が冷えて寒くなったりします。こまめに汗をかいていないか確認したり、暑そうなら肌着の枚数を調整、エアコンの温度調整、汗をふくなど柔軟に対応してあげましょう。

眠たいときと似ていますが、お母さんの抱っこ、優しく包まれる感触は生まれて間もない新生児にとって安心できる場所のひとつです。落ち着ける環境を整えて抱っこしてみましょう。

上記で上げた不快症状を全て取り除いても、様子が普段と違うなら病院へ行くのが無難です。家を出る前に「体温」「うんちとおしっこの回数と状態」「授乳の回数」「手足をバタバタする」「泣くのが激しい」「寝ない」などと細かくメモを取っておきましょう。病院で医師や看護師に説明するとき、動揺して的確に説明するのが難しいときがあります。

新生児の要求を全て満たし、不快症状なんてないだろうと思っても新生児は話せないのでなかなかわかりません。ほかに理由がわからず、手足をバタバタするのが激しいとき、泣くときは、お母さんとのスキンシップで安心感を求めているのかもしれません。こんなことにもチャレンジしてみましょう。

お母さんの声は新生児を安心させてくれます。抱っこしたまま歌ったり、手遊び歌を手を握ったり体を触りながらくり返し歌ったり、背中を優しくトントンとたたいてみましょう。だんだんと落ち着いてくることがあります。

手足が包まれていると落ち着く場合があるようです。おひなまきをするとなかなか寝ない新生児がよく眠るという話もあります。おくるみなどの布で新生児を巻いてみましょう。

ベビーマッサージは、首が座っていなくてもできます。お母さんとのスキンシップがとれ、スキンケア効果もあり、肌を触れ合えるベビーマッサージは新生児でも可能です。リラックスできるようにあおむけのまま、無理のない姿勢で優しくマッサージしてみましょう。気持ちよくなって、そのままスーッと眠ってしまう子もいるでしょう。