赤ちゃんはどれくらい寝る？月齢別の平均睡眠時間や特徴！体験談も

新生児の赤ちゃんは1日の大半を眠って過ごします。しかし3時間おきにおっぱいやミルクを飲むので、長い時間まとめて寝ることはなく、1回の睡眠時間は短いです。月齢が上がるとある程度まとめて眠れるようになり、生後4ヶ月以降からは昼夜を判別して夜にまとまって寝る子も多くなります。

月齢が低いほど1日の合計睡眠時間は長いです。月齢が上がり1歳近くになると、1日の睡眠時間はお昼寝も含めて12時間ほどになります。

昔から言われている「寝る子は育つ」は本当なのでしょうか。赤ちゃんにとって寝ることは大切なことです。実は睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されるため、脳や体の発達には睡眠が欠かせません。成長の著しい赤ちゃんには、特にこの成長ホルモンが大切です。昼寝も含めて十分な睡眠時間を確保してあげるようにしましょう。

1日中泣いてばかりで睡眠時間が短いと「成長しないのでは？」と焦ってしまうママもいるかもしれません。ただし赤ちゃんにも個性があり、よく寝る赤ちゃんもいれば、寝るのが苦手な赤ちゃんもいます。大切なのは、赤ちゃんが寝たい時に眠れるように環境を整えることです。適切な服装や室温にして、眠そうにしていたら部屋を暗くして静かに過ごしてあげましょう。

生まれたばかりの赤ちゃんは視力よりも聴力の発達の方が早いので、寝かしつけに音楽を使うのも有効です。音楽を聞かせると、赤ちゃんが安心して入眠がスムーズになることもあります。

（赤ちゃんがすぐ寝る音楽については以下の記事も参考にしてみてください）

新生児から生後3ヶ月までの赤ちゃんは昼夜の区別が付いておらず、授乳回数も多いためママもパパも大変な時期です。ここでは月齢別の特徴を詳しくご紹介します。

生後1ヶ月までの赤ちゃんを新生児と呼びます。この新生児期の赤ちゃんの平均の睡眠時間は16〜18時間です。「お腹が空いて泣き、ミルクやおっぱいを飲んだ後、うんちやおしっこなどの排泄をして寝る」というシンプルで短いサイクルを繰り返しています。

新生児の赤ちゃんの1回の睡眠時間は2〜3時間程度と短いです。ただし新生児の赤ちゃんは生活サイクルがまだ整っていないため、寝るのが苦手な子もいます。睡眠には個人差が大きいので、過度に心配する必要はありません。

授乳などのお世話や寝かしつけをこまめにしなければならない新生児期はママも新生児と同じサイクルで過ごすことになり、短い睡眠時間になってしまいます。赤ちゃんが寝たらママも一緒に寝ることを心がけて、産後の体力を回復するように努めましょう。

（新生児の睡眠については以下の記事も参考にしてみてください）