新生児の目は小さい?大きさは変化する?腫れぼったい時どうする?
【医師監修】新生児のうちは何だか目が腫れぼったくて小さいし、変な動きをしたり目のゴミや充血も気になったりしますよね。我が子の大事な目のためにママやパパの心配は尽きません。そこで今回は新生児の目が小さい原因や変化、注意点、対策についてご紹介します。
新生児の目を「なんとか大きくしてあげたい、二重にしてあげたい」と親心で思ってしまうかもしれません。しかし、まぶたをマッサージしたり、大人用の二重定着コスメを使うのは絶対にやめましょう。赤ちゃんの肌は大人の肌よりも敏感ですし、目の周りの大事な神経が育っている時なので、大人と同じようなことをしてはいけません。
新生児の時から顔はどんどん変わっていくものですから、その変化をゆっくり見守ってあげましょう。目の左右の大きさが違うのも、そもそも人間の顔は左右対称ではないので自然なことです。
(新生児のその他の心配な点については、以下の記事も参考にしてみてください)
新生児の目が開かない時はどうする?
新生児の目が開く日数には個人差があるので、気長に待っていましょう。ただし、一週間以上たっても目が開かない時には、先天性眼瞼下垂(せんてんせいがんけんかすい)か小眼球という病気が原因の可能性があります。新生児の目が腫れぼったいことには特に対処をする必要はありませんが、目が開かない場合は早めに病院で見てもらいましょう。
新生児の目はいつからちゃんと見えるの?
新生児は一体何ヶ月くらいで、どれくらい周りのものを見ることができているのでしょう。ママ、パパの顔はいつから見えるようになるのでしょうか。気になる新生児の視力についてご説明します。
新生児の目がいつから見えるようになるのかを月年齢ごとにご紹介
新生児の視力はとても弱く、ほとんど見えていません。視力にすると、0.01から0.02程度しかないのです。赤ちゃんの視力の変化を見てみましょう。
●生後0日から28日は、明るい暗いがわかる程度
●生後2ヶ月で色がわかり、物を目で追うようになる
●生後3ヶ月で目の焦点が合うようになる
●生後4、5ヶ月で奥行きが分かるようになる
●1歳で視力は0.2程度になり、人や物を認識できる
赤ちゃんの視力は、さらに1歳から3歳にかけて急速に成長していきます。目の大事な成長の時期なので「もっとこの小さい目が大きければ…」「こんなにまぶたが腫れぼったいのは可哀想だ」とは気にしないようにいましょう。それよりも、今はおもちゃの音などで五感を刺激してあげることの方が大事ですよ。
マキ先生
小児科医
新生児でも髪型や匂い、声などでママを認識しています。3,4か月になると、顔の特徴でママと他人を見分けることができると言われています。
新生児の目の動きが変!これって病気?
新生児から赤ちゃんになっていく過程で、目で物を追う追視が始まったり、焦点があってパパやママを認識して人見知りが始まったりします。しかし、2ヶ月ごろになっても追視をしなかったり、焦点があっていないような気がするような場合は心配になってしまいますよね。そこで、目の動きや働きに関する病気をご紹介します。
新生児の目の動きが変な時に考えられる病気とは
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