生理が止まらない原因は?病気の可能性も?対処法と治療法を解説!
【医師監修】生理がなかなか止まらないため不安になっている女性がいると思います。なかなか止まらない生理の原因は何なのでしょうか。なかなか止まらない生理は病気の可能性があるのでしょうか。今回はなかなか止まらない生理の対処法と治療法についてお話します。
受診の目安は?
女性の生理周期は病気だけではなく、ストレスや加齢などさまざまなものに左右されます。「生理が長いだけで他に症状が無いから」と気に留めない方も少なくありません。しかし長い間過長月経が続くと、不妊症の原因となったり病気を悪化させたりする可能性もあります。
生理が終わらないことに加えて鮮血が続く、少量の出血を繰り返すといった症状が気になった際には「過長月経の可能性がある」ということを病院で伝えて診察を受けてみましょう。続いて、生理が止まらない際の治療法がどういったものであるのかをご説明していきます。
生理が止まらない時の治療法
ここまで、生理がなかなか止まらない過長月経についてご説明してきました。そのなかで「過長月経は治療できるの?」と不安になった方もいることでしょう。ここからは、病院で過長月経だと診断された場合の治療法についてご説明します。
生理が止まらない時の治療法【生活習慣の改善】
先ほども触れたように、女性の生理周期はホルモンバランスに影響されやすいものです。ホルモンバランスの乱れが原因で生理が長い間続いてしまう方も少なくありません。医師からもホルモンバランスを整えるために、生活習慣の改善を求められるでしょう。栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠時間を確保するよう心がけてくださいね。
生理が止まらない時の治療法【ホルモン剤投与】
妊娠を希望していない場合には、ホルモン剤を投与して過長月経の治療を行うことになるでしょう。主に使用されるのが低用量ピルです。低用量ピルを服用して生理周期を整えることができます。ピルの服用中は避妊効果がありますが、ピルの服用によって生理周期を整えると将来的な不妊予防にも繋がります。
また、ピルは生理痛の緩和やがんの予防などの効果も期待できる薬です。そして、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの不足が過長月経の原因となっている場合は、それらを補うためのホルモン剤投与が行われます。
生理が止まらない時の治療法【漢方薬による治療】
服薬やホルモン剤の投与に抵抗がある場合は漢方薬による治療が行われます。医師が症状に合わせた漢方薬を処方してくれますので、診察時には気になることを細かく伝えてください。漢方薬を服用することで体質や血行不良の改善が期待できます。体質改善によって過長月経の原因が取り除かれれば、長い間続く生理の悩みも解消されるでしょう。
生理が止まらない時の治療法【排卵誘発剤】
無排卵月経が原因で生理が止まらない場合の治療には排卵誘発剤が用いられます(※4)。妊娠を希望しているのであれば、過長月経だけでなく排卵が無い状況も早急に改善したいものですよね。「本当に薬で排卵するようになるの?」と疑ってしまう方もいるでしょうが、医師と相談して体に合った誘発剤を使用することで排卵が起こる確率はぐっと高まります。
(排卵誘発剤については以下の記事も参考にしてみてください)
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