未婚シングルマザー10人が語るその険しい道…!手続き・手当・世間の風当たりなど徹底解説!

未婚のシングルマザーが産んだ後にすべき手続きや、実際に受けた風当たりの厳しさを体験談を交えつつ解説します。また、未婚のシングルマザーが受け取れる手当・支援制度の一覧や、未婚でも男性に子供を認知させる重要性なども紹介するので、参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 未婚のシングルマザーはめちゃめちゃ大変!
  2. 未婚のシングルマザーが産んだ後にすべき手続き3つ
  3. 未婚のシングルマザーが受け取れる手当・支援制度4つ
  4. 未婚と離婚でシングルマザーに対する支援制度の違いは?
  5. 寡婦控除支援とは?受けるための条件は?
  6. 未婚でも男性に子供の認知はさせるべき?
  7. 未婚のシングルマザーに対する世間の風当たりは?【みんなの体験談】
  8. 未婚のシングルマザーは険しい道…!

未婚のシングルマザーになる時に、父親である男性に認知してもらうべきか考えるはずです。芸能人の未婚のシングルマザーの中でも、認知してもらった芸能人としてもらってない芸能人がいます。認知してもらう場合にも、してもらわない場合にも、それぞれのメリットとデメリットがあるので、説明します。

認知によるメリット

・法律的に父親・子供の関係が成立する
・父親の法定相続人になれる
・父親に養育費を請求できる

父親である男性に認知してもらった場合のメリットは、以上の3つです。理由は、認知してもらうと、子供の戸籍に父親の名前が載ります。つまり、法律的にその男性と子供の関係が、父親と子供の関係だと認められることになるのです。そうすることで、父親の正式な法定相続人にもなれます。

そして、重要なのが、養育費を請求できるということです。法律的に親子だと成立すれば、相続権、扶養、養育費などの義務が生じます。このことから、父親にも扶養や養育費を払う義務があり、母親から請求されれば払わなければいけないのです。

認知によるデメリット

父親である男性に認知してもらうデメリットは、子供に父親の扶養義務が生じることです。認知によって、父親に子供の扶養義務が生じるため、養育費を請求できるメリットがあると説明しました。しかし、同時に子供にも父親の扶養義務が生じるのです。

子供が成人後に、父親が仕事をできずに生活が不安定になった時など、父親の生活を支える必要があります。ただ、子供自身が仕事をしていて、生活に余裕がある場合となっているので、必ずというわけではありません。

さつき

20代前半

認知してもらったけど、養育費は払われず、親権をとられそうになった。

未婚の場合、認知してもらっても、基本的には親権は母親が持ちます。ですが、認知した父親が親権を欲しいと言えば、状況次第ですが、裁判などで親権をとられる可能性があるのです。また、養育費は大抵分割なので、途中で払われなくなり、音信不通になるケースが多いです。

認知してもらわないメリット・デメリット

認知してもらわないメリットは、父親である男性と一切関わる必要がないことです。父親である男性に問題があることが理由で未婚のシングルマザーになることを決断した場合、もうその男性と関わりたくないと思うのは当然です。そして、子供の父親として戸籍に載せたくないと思うのもわかります。

ただ、認知してもらわなければ、たとえ実の父親でも、法律的には父親ではないため、養育費を請求されても払う義務はありません。未婚のシングルマザーの1番の不安は、経済的なことです。たとえ仕事をしていても、養育費がもらえないのは、大きなデメリットになります。

えみ

20代前半

認知してもらってないけど、たとえしてもらってても、養育費もらうつもりはなかった。そもそも、金銭的にも性格的にも、もう無理だったから結婚しなかったから、関わりたくない。

未婚のシングルマザーになる不安より、その男性に不満があって結婚する不安の方が大きいなど、それなりの理由があるから、未婚のシングルマザーになるはずです。養育費を期待できなかったり、子供を会わせたくないという思いがあるなら、認知してもらわない方が後悔はしないかもしれません。

子供のことを考えるなら認知させるべき

養育費や相続のことなど、父親である男性に認知させるメリットは大きいです。子供が大人になって、戸籍を見たら父親の欄が空欄だった場合、それがどういうことか理解できるはずなので、ショックを受ける可能性があります。経済面、子供の気持ちなどを考えると、認知させた方が後悔は少ないかもしれません。

認知は、出産前から父親の死後3年以内であれば可能です。養育費をもらう場合は、早めに認知してもらうべきですが、さまざまなことを冷静に考えて、後悔しないような決断をしましょう。

ゆき

30代前半

相手が出産に否定的だったから、なかなか認知してもらえなかった。親に相談して、親にも話し合いに入ってもらったら、スムーズに進んだ。