排卵日に基礎体温が上がる?下がる?原理を知って妊娠のタイミングを見極めよう!
【医師監修】妊活を頑張っている方にとって重要なのは、妊娠のタイミングがいつかということでしょう。そこで知っておいてほしいのが基礎体温と排卵日の関係です。基礎体温と排卵日の仕組みを理解して自分の体のことを把握し、赤ちゃんに来てもらう準備をしていきましょう。
妊娠のタイミングを知ることは妊活の第一歩
「早く赤ちゃんに会いたい」「なかなか授かれない」など妊活の悩みは人それぞれですよね。妊活は、どのタイミングで妊娠できるのかを知ることから始まります。そのために大切なのは、基礎体温を毎日測り自分の体を知ることです。
mari先生
産婦人科医
妊娠をする為には、自分の体を把握する事が大切です。基礎体温の計測は排卵、妊娠をいち早く察知する事が出来ます。基礎体温を計り、グラフにする事から始めてみましょう。病院を受診する際は基礎体温表を持っていくと診察もスムーズになります。
排卵日に基礎体温は上がる?下がる?その重要な関係性!
妊娠はいつでもできるというわけではなく、排卵日の限られた時期だけ可能です。つまりこの排卵日がいつなのかを知ることが、妊娠する確率を高めるといえるでしょう。
基礎体温とは?
安全日という概念を知らない女の子とか普通にいるし、生理の仕組みや基礎体温?なにそれ?って人たくさんいるもん…基準にしちゃダメ…
— ゴム子@C95日曜日西う32b (@7hgii81) January 15, 2016
まず基礎体温というのは、平熱とはまた少し違った意味合いを持ちます。これは体が活動をしていない時間、つまり睡眠をとっているときの体温のことを指すのです。他の影響を受けていない純粋な体温を知ることで、排卵日だけでなく体のさまざまな情報がわかります。
排卵日と基礎体温の深い関係
なぜ排卵日を基礎体温で特定できるのかというと、「黄体期」と「排卵期」に分泌されるホルモンが関係しているためです。卵が作られて以前の卵子が排出された後にやってくる生理時には、エストロゲンというホルモンが分泌されます。また、成熟した卵が排卵される排卵期には、プロゲステロンというホルモンが分泌されるのです。
エストロゲンが分泌されているときには体温が下がり、プロゲステロンが分泌されているときには体温が上昇します。この仕組みによって基礎体温で排卵日を知ることができるのです。
(基礎体温については以下の記事も参考にしてみてください)
基礎体温が下がると排卵日が近い?
では妊娠のタイミングとはいつなのでしょう?黄体期の後に成熟した卵子が排卵され待機状態の排卵期、つまり排卵日が妊娠できるタイミングです。排卵日の後はプロゲステロンが分泌され基礎体温は上がりますが、低温期にガクッと下がるときがあります。これが排卵日の目安となるのです。
Recommended
おすすめ記事
高温期21日目に体温が下がると妊娠の可能性は低い?薄い線は陽性?体験談多数!
生理中・生理前におすすめの食べ物&飲み物15選!生理痛の緩和・改善効果抜群!
男の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
女の子を産み分ける方法は?妊娠の成功確率をあげる方法や食べ物などを紹介!
妊娠に相性があるって本当?妊活をして直ぐ妊娠する方法や相性診断も!
生理前の子宮口は硬い?位置が下がる原因は?状態の変化で妊娠や排卵日が予測できる!
妊活中のお酒はいつまでOK?飲酒の影響やリスクを男性・女性別に解説
双子を妊娠する確率は?作り方、産み分け方法はある?双子とわかる時期は?
排卵日がずれる原因は?早まる・遅れる場合の対策や予測してタイミングを図る方法も!
妊娠妊活中のカフェインはNG?許容量は?コーヒー・お茶などの影響を解説!