赤ちゃんは入浴剤入りのお風呂はダメ?いつからOKなの?注意点は?

【医師監修】赤ちゃんは入浴剤入りのお風呂はダメ?いつからOKなの?と迷う方は多いのでは?そこで赤ちゃんに入浴剤を使う「メリット」や「いつから」使ってもいいのかを詳しく紹介!また入浴剤を「選ぶポイント」「おすすめの入浴剤」「注意点」も紹介します!ぜひ参考にしてくださいね。

( 6ページ目 )
Commentator
|
専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. 赤ちゃんは入浴剤を使ってもいい?
  2. 赤ちゃんの肌は大人とどう違う?
  3. 赤ちゃんに入浴剤を使うメリットは?
  4. 赤ちゃん用入浴剤はいつから使ってもいい?
  5. 赤ちゃんの入浴剤を選ぶポイント5つ
  6. 赤ちゃんにおすすめの入浴剤10選
  7. 赤ちゃんに入浴剤を使う時に注意すべき6点
  8. きちんと選べば入浴剤はいつからでも大丈夫

ママにとって入浴剤の香りはリラックスできるものですが、赤ちゃんはとても敏感です。ママの好みの香りであっても、あまりに強い香りは赤ちゃんに合わないことがあるでしょう。オーガニックや天然成分からできている入浴剤は、無香料もしくは香りが控えめなものも多いです。入浴剤の香りも赤ちゃんに合わせて、低刺激なものを選びましょう。

3. 赤ちゃんに入浴剤を使う時の注意点【赤ちゃんの好み】

赤ちゃんにとっても、お風呂はリラックスタイムで楽しい時間です。お風呂で赤ちゃんが泣いてしまったり、ぐずってしまうことが多いのは、もしかしたら入浴剤が赤ちゃんに合っていないのかもしれません。

赤ちゃんの好みに合った入浴剤を選んであげることや、赤ちゃんが安心して入浴できる環境作りもしてみましょう。例えば、生後間もない赤ちゃんは裸にされると不安になり泣いてしまうことがあるので、胸の上にガーゼなどを当ててあげると安心して落ち着きます。また、お風呂が寒くないか、熱すぎないかなども注意しましょう。

4. 赤ちゃんに入浴剤を使う時の注意点【アトピーやアレルギー肌】

新生児や生後間もない赤ちゃんの肌は、アトピー性皮膚炎などアレルギーの有無がまだわかりません。

入浴剤にはアトピー性皮膚炎や、アレルギー肌に対応したものもあります。天然成分で防腐剤無添加など低刺激なものが多く、赤ちゃんの肌の状態を改善してくれる入浴剤もあるので、不安な時は医師に相談してから使用しましょう。(※2)

(アレルギーについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの動物園デビューはいつ?注意点は?アレルギー予防になる? |

5. 赤ちゃんに入浴剤を使う時の注意点【誤飲】

入浴剤を溶かしたお風呂のお湯が、赤ちゃんの口に入ってしまうことはよくありますね。万が一飲み込んでしまった場合は「水を飲ませる」など、使用上の注意に対処法が明記されている入浴剤も多くあります。赤ちゃんが誤飲しないように、大人が注意深く見守ってあげましょう。

6. 赤ちゃんに入浴剤を使う時の注意点【肌にトラブルが出たら】

入浴剤を使用して、赤ちゃんの肌にトラブルが起きたら、すぐに使用をやめましょう。月齢や肌の状態によって、入浴剤が合わない時期もあります。赤ちゃんの肌が荒れるようであれば、入浴剤の使用を中止し、皮膚科など医師に相談しましょう。

マキ先生

小児科医

赤ちゃんの肌が荒れて赤みがあるときには、入浴剤の使用は避けましょう。荒れた皮膚から体内に入った入浴剤の成分によりアレルギーを発症することがあります。

きちんと選べば入浴剤はいつからでも大丈夫

汗などで汚れた赤ちゃんの肌をきれいにしてあげるだけではなく、赤ちゃんとのコミュニケーションのひとつとしてお風呂は欠かせません。赤ちゃんの月齢や肌の状態に合わせてあげれば、入浴剤はいつからでも使用することができます。入浴剤を上手に選んで、赤ちゃんの肌もママの肌も、保湿と乾燥対策のケアをしましょう。