赤ちゃんは入浴剤入りのお風呂はダメ?いつからOKなの?注意点は?
【医師監修】赤ちゃんは入浴剤入りのお風呂はダメ?いつからOKなの?と迷う方は多いのでは?そこで赤ちゃんに入浴剤を使う「メリット」や「いつから」使ってもいいのかを詳しく紹介!また入浴剤を「選ぶポイント」「おすすめの入浴剤」「注意点」も紹介します!ぜひ参考にしてくださいね。
マキ先生
小児科医
1ヶ月を過ぎたあたりから、乳児湿疹がひどくなる子も多く見られます。乳児湿疹か入浴剤で荒れたのか分からなくなる場合もあるので、迷ったときには入浴剤の使用を中断してみてください。
(乳児湿疹については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃん用入浴剤はいつから?【生後3~4か月以降の赤ちゃん】
バスクリンの入浴剤は、満3ヶ月を過ぎた赤ちゃんなら利用できるように商品設計をしています。ただし、満3ヶ月頃までの赤ちゃんは、まだ皮膚が安定していないため、大人と同じ浴槽に入ること自体をおすすめできません。満3ヶ月を過ぎてから、一緒に楽しむようにしてくださいね♪
— バスクリン(株式会社バスクリン) (@bathclin_jp) March 25, 2016
赤ちゃんの肌機能は生後3か月くらいになると安定してきます。この月齢は汗をかいて肌も汚れやすくなるので、くびれまで丁寧に洗ってあげましょう。汗で赤ちゃんの肌が赤く被れてしまうこともあるので、スキンケアは重要です(※1)。
生後1か月の頃より皮脂の分泌が減り、乳児脂漏性湿疹などが治まるようになります。しかし皮脂量が少なくなったことで赤ちゃんの肌は乾燥しやすくなります。保湿ケア対策が必要になるので入浴剤を上手に活用しましょう。
赤ちゃん用入浴剤はいつから?【大人用の入浴剤】
大人用の入浴剤は、赤ちゃんには刺激となる成分が含まれている場合があるため注意が必要です。赤ちゃんの肌の状態に合わせた入浴剤を選びましょう。特に炭酸が入った入浴剤は血行が良くなりすぎて、赤ちゃんがのぼせてしまうことがあります。発汗作用のある成分や、メンソール、強い香料が入っているものも、刺激になりやすいので注意が必要です。
敏感肌の大人が入浴剤で刺激を受ける以上に、赤ちゃんも刺激を受けます。入浴剤を使用する時は、月齢に関係なく、少量から赤ちゃんの肌に合うかどうか試してあげましょう。
赤ちゃんの入浴剤を選ぶポイント5つ
赤ちゃんの入浴剤は、月齢や肌の状態によって選ぶ種類が変わってきます。選ぶ基準としては、オーガニックなど「赤ちゃんが使える」と明記してあるものが安心です。しかし赤ちゃんに使用できる成分であっても、刺激になってしまうこともあるので注意しましょう。ここでは、赤ちゃんの入浴剤を選ぶポイントを紹介していきます。
1. 赤ちゃんの入浴剤を選ぶポイント【オーガニックなど低刺激なもの】
オーガニックなど低刺激な成分の入浴剤は、デリケートな赤ちゃんの肌に負担をかけません。使い始めは定められた分量より少量から始め、入浴剤をよく溶かし、赤ちゃんの肌に合うかどうか様子を見てあげましょう。オーガニックなどの天然成分の入浴剤は、乾燥しがちな産後ママの肌にも潤いを与えてくれます。
2. 赤ちゃんの入浴剤を選ぶポイント【保湿成分が高いもの】
赤ちゃんの肌は、バリア機能がまだ未熟なため乾燥しやすくなります。赤ちゃんの肌のお手入れには、保湿もしてあげましょう。入浴中の赤ちゃんの肌はとても柔らかくなっているので、保湿成分の高い入浴剤を使うと赤ちゃんの肌をお湯の刺激からも守ることができます。
大人の肌でもお湯の刺激を受けているので、乾燥しやすい敏感肌のママにも保湿成分の入った入浴剤はおすすめです。また、お風呂上がりにも乾燥しないように、保湿剤を赤ちゃんの肌に塗ってあげましょう(※1)。
3. 赤ちゃんの入浴剤を選ぶポイント【乾燥対策成分が含まれているもの】
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