赤ちゃんのあせも対策!どんな薬を使えばいいの?病院へ行く目安は?

【医師監修】新生児の赤ちゃんのあせもの原因・理由を紹介し、あせもの予防方法や自宅でできるケアの方法も紹介していきます。新生児の赤ちゃんにあせもができてしまった場合のおすすめの薬や、病院に行く目安も紹介していくので、参考にして下さいね。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 新生児や赤ちゃんはあせもができやすい?
  2. 新生児や赤ちゃんのあせもの原因・理由4選
  3. 新生児や赤ちゃんのあせもの予防方法7選
  4. 新生児や赤ちゃんにあせもが…自宅でできるケア6選
  5. 赤ちゃんのあせもに使うおすすめの薬4選!
  6. 新生児や赤ちゃんのあせもで病院へ行く目安
  7. 新生児や赤ちゃんのあせもは大人がケアしてあげて

2.自宅でできるあせもケア【汗をこまめに拭きとる】

かいた汗をそのままにしておくと、あせもが悪化してしまいます。首などのあせもの部分を中心に、汗をかいたらこまめに清潔なタオルやガーゼで拭き取ってあげましょう。外出先でも赤ちゃん用の汗拭きシートやウェットティッシュを持ち歩くと、その都度拭き取ることが出来ます。また、服をこまめに着替えさせることもあせもの悪化対策といえるでしょう。

3.自宅でできるあせもケア【患部を冷やす】

あせもの部分を冷やすことも治し方の一つです。袋に入れた氷をタオルなどにくるみ患部を冷やすと、痒みが和らぎ赤ちゃんも安眠できるでしょう。

4.自宅でできるあせもケア【保湿】

乾燥は痒みに繋がり、首など手が届きやすい場所は赤ちゃんが掻いてあせもが悪化することもあります。ワセリンやベビーローションなど市販のもので十分ですので、お風呂上りや体を拭いた後は乾燥しないようにしっかり保湿しましょう。ワセリンなら保湿成分以外は入っていないものもあるので新生児から使えます。

マキ先生

小児科医

保湿する場合も、まず汗を拭き取ってから保湿してあげるのが効果的です。汚れごと皮膚に塗り込んでしまうと悪化の原因になります。

5.自宅でできるあせもケア【掻いて傷にならないように】

あせもの出来ている場所を掻いて傷になってしまうと、化膿してしまうこともあるでしょう。「とびひ」になると水疱が全身に広がり、治し方としては病院に受診して薬を処方してもらうことになります。掻いて傷になるのを防ぐため、赤ちゃんの爪は短く切り、掻いてしまう場合はミトンをつけるなど対策をしましょう。

6.自宅でできるあせもケア【清潔に保つ】

できてしまったあせもの少しでも早い治し方としては、とにかく清潔を心がけましょう。あせもの予防と同じですが、細菌の感染や埃があせもを悪化させる原因となります。衣類だけでなく、寝具やタオルなどもこまめに洗濯するようにしましょう。

(赤ちゃんの洗濯物については以下の記事も参考にしてみて下さい)

赤ちゃんの洗濯物を分けるべき?いつまで?洗い方と注意点!体験談も

赤ちゃんのあせもに使うおすすめの薬4選!

あせもにはステロイド剤を使った治し方が一般的と言われますが、デリケートな赤ちゃんの肌に市販のステロイド剤の薬は注意が必要です。特に新生児に市販の薬はおすすめできません。生後1ヶ月を過ぎた赤ちゃんで、軽いあせも対策に市販の薬を使った治し方を考えるママに赤ちゃんの肌に優しい非ステロイド薬を紹介します。

1.赤ちゃんに安全なあせもの薬【ポリベビー】