赤ちゃんのあせも対策!どんな薬を使えばいいの?病院へ行く目安は?
【医師監修】新生児の赤ちゃんのあせもの原因・理由を紹介し、あせもの予防方法や自宅でできるケアの方法も紹介していきます。新生児の赤ちゃんにあせもができてしまった場合のおすすめの薬や、病院に行く目安も紹介していくので、参考にして下さいね。
赤ちゃんがあせもになってしまった場合、本やネットで治し方を調べてケアするのも方法の一つですが、あせもの炎症がひどく赤ちゃんが痒がる症状が治まらない場合は病院を受診した方が良いでしょう。病院で治し方を聞いたり、薬を処方してもらえば赤ちゃんを早く楽にしてあげられます。
では、新生児や赤ちゃんのあせもで小児科や皮膚科を受診するタイミングはいつが良いのでしょうか。
新生児のあせもは市販の薬よりも病院へ
生まれて1ヶ月以内の新生児があせもになった場合は、病院の先生に治し方を相談し、必要であれば薬を処方してもらうようにしましょう。新生児の肌はデリケートなので、市販の薬が強すぎることが多いのです。そのため、市販の薬はほとんどが生後1ヶ月過ぎからと説明文書に書かれています。
(いつまでが新生児かについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんのあせもで病院へ行くべき症状
赤ちゃんのあせもの症状が様々な対策をとっても改善せず、「発疹がつながり大きくなる」「痒みが強く赤ちゃんの機嫌が悪い」「市販の薬でも良くならない」といった場合は病院へ行き、医師に治し方を指導してもらいましょう。早めに対策することで、適切な薬を処方された治し方ができるので回復も早く、ママも赤ちゃんも安心です。
YOTSUBA読者
20代
自宅でできるあせも対策してたけど寝てる時ですらあまりにも痒そうだから、ちょっと遠いけど病院通いを決意した。薬ですぐよくなったから、こんなんだったらもっと早くに行ってあげるべきでした。
また、「患部が赤く腫れたり膨らんで痛そう」「皮膚がむけてじくじくするなどのとびひの症状」が見られたときは、すぐに病院に行きましょう。
処方される薬
新生児の場合はワセリンだけで様子を見る場合もありますが、炎症がひどい場合には副腎皮質ホルモンを含んだいわゆる「ステロイド系」の塗り薬が処方されることが多いでしょう。痒みを伴う場合は「抗ヒスタミン剤」も処方されることもあります。
ステロイドと聞くと副作用などの怖いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、処方されるステロイドはワセリンや保湿剤に混ぜて薄めてあることも多く、体の部位に合わせて適切に処方されているので用法を守れば心配はありません。効果は高いですから、赤ちゃんを楽にしてあげるために正しく使って早く治してあげましょう。
新生児や赤ちゃんのあせもは大人がケアしてあげて
新生児や赤ちゃんは暑くても「暑い」と言うことができません。また、自分で汗を拭くことも日々のケアもできず、治し方もわからないのです。小さな赤ちゃんがあせもで不快な思いをしないように大人が対策をし、あせもになってしまったら最大限対処してあげましょう。
マキ先生
小児科医
あせも と、病気の発疹の見分けがつきにくい場合もありますので、長引くようなら小児科か皮膚科に相談してみましょう!
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