産後は妊娠しやすい？生理前でも妊娠する？妊活はいつから？体験談多数！

前述のように、プロラクチンの分泌は授乳の回数と密に関係しています。授乳回数が減ったりミルク育児をする場合は、プロラクチンの分泌量が減って排卵が始まることもあります。母乳育児のママもミルク育児のママも、それぞれいつから排卵が始まるのか目安となる時期を確認しておきましょう。

（産後の生理再開については以下の記事も参考にしてみてください）

赤ちゃんに母乳を与えている場合、産後5か月あたりからプロラクチンがママの体内で分泌されにくくなり、排卵再開するケースがあります。赤ちゃんの離乳食が始まり、よく食べる子ならば授乳の頻度が減る頃ですね。

断乳することでもプロラクチンの分泌はにぶるので、排卵が始まる可能性は高くなります。ただし、いつから排卵が再開するかは人それぞれだと覚えておきましょう。

出産後に「まだ生理がないから妊娠しない」と避妊せずに夫婦生活した場合でも、一回目の排卵があった後ならば妊娠の可能性があります。これは生理よりも排卵のほうが先に起きるためです。

赤ちゃんの育児で手がいっぱいなのに、一回目の排卵で思いがけず妊娠するとママの心境は複雑になりがちです。パートナーともよく話し合って、生理が来ていなくても妊娠を望まない場合は必ず避妊するよう心がけましょう。

「産後すぐは妊娠しない」「生理再開前は妊娠しない」「授乳中は妊娠しない」と勘違いしたまま避妊せずに夫婦生活を再開してうっかり妊娠すると、夫婦の関係が悪化してしまうケースもあります。せっかく赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいなパパとママになったのですから、トラブルなく仲が良い夫婦生活を送るために正しい知識を覚えておきたいですね。

出産後は排卵が起きるまで妊娠しないとはいえ、生理再開前に排卵は起きるため、最初の生理の前でも妊娠の可能性はあります。いつから次の排卵が起きるかは分からないので、産後の夫婦生活は注意しましょう。