赤ちゃんにおすすめ暖房器具とは?使い方や注意点、最適な温度・湿度は?
赤ちゃんがいると室温にも気をつかいますよね。しかし赤ちゃんにとって最適な温度や湿度がどのくらいなのか、どんなことに注意して暖房器具を使えばいいのか、わからないことはたくさんあります。ここではそんな疑問点に答えつつ、赤ちゃんにおすすめの暖房器具をご紹介します。
石油ストーブは部屋全体をゆっくりと暖めてくれます。反対に電気ストーブはストーブ周辺だけを暖めるため、夜中のおむつ替えや授乳の時に使用すると便利です。ただしストーブ自体が熱いため、直接触れると火傷をする恐れがあります。使用する時は赤ちゃんをストーブに近づけないように注意しましょう。
また、石油ストーブも不完全燃焼をおこして一酸化炭素中毒になる恐れがあるので、こまめに換気する必要があります。
ホットカーペット
ホットカーペットは床に敷いて使用するものですが、床暖房と違い部屋の空気を暖めることはできません。そのためホットカーペット単体での使用はおすすめできません。また、赤ちゃんをホットカーペットの上に寝かせたままにしておくと低温火傷になる恐れがあります。使用する時は十分注意しましょう。
コタツ
コタツは遠赤外線ヒーターでじっくりとコタツ内部を暖める仕組みになっています。すぐに体を暖めたい場合に適した暖房器具ですが、赤ちゃんにとって長時間の使用はおすすめできません。また、コタツの中で首にコードが巻きついたりテーブルのかどに頭をぶつけたりするなどの危険も考えられます。そのため安全面では特に注意が必要です。
暖房器具の上手な使い方
寒い季節も赤ちゃんが快適に過ごせるよう、暖房器具も上手に使ってあげる必要があります。特に体温調節が未熟な新生児の赤ちゃんは、ママやパパが気をつけてあげましょう。
暖房を使う目安
赤ちゃんは手足をセンサーにして体温を調節しています。そのため部屋を暖め過ぎると上手に熱を放出することができず、汗をかいて機嫌が悪くなったり体調を崩してしまうことがあります。特に、夜眠っている間は暖房をつけっぱなしにしないようにしましょう。
ただし、夜間のおむつ替えや授乳の時は寒いのを我慢をせず、暖房をつけましょう。エアコンなどをわざわざ付けたくないという場合は、ハロゲンヒーターなど持ち運びできる簡易暖房を使ってもいいですね。
細かい温度調整の仕方
赤ちゃんにとって最適な環境を整えるには、暖房器具だけでは役不足な面もあります。大切なのは、できるだけママが赤ちゃんの様子をこまめにチェックすることです。そして、肌着や布団で細かい温度調整をしてあげて下さい。例えば、お腹を冷やさないようスリーパーを着せたり、脱ぎ着しやすい肌着を着せたりするのもいいでしょう。
また、赤ちゃんが寒くないかどうか確かめるには、赤ちゃんのお腹や背中など直接肌に触ってみるのが一番です。特に夜間は授乳時やおむつ替えの度に確認してあげましょう。
暖房と小道具の合わせ技
赤ちゃんが快適に過ごすための効果的な方法として、暖房と小道具を合わせて使う方法があります。後ほどご紹介する扇風機や加湿器も小道具のひとつとして有効ですが、ここでおすすめするのは湯たんぽや電気毛布です。
赤ちゃんが布団に入る前に湯たんぽや電気毛布を使って布団を暖めておくだけで、暖房を一晩中つけておく必要がなくなります。ただし、赤ちゃんが寝る時には熱くなりすぎてしまうので外して下さいね。
これはほんの一例ですが、暖房器具と一緒に色々な小道具を使って、赤ちゃんが気持ちよく過ごせるようにしてあげましょう。
(赤ちゃんの睡眠については以下の記事も参考にしてみてください)
扇風機を使う
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