赤ちゃんの寝返り練習は必要?練習方法を動画で解説!体験談あり

【医師監修】赤ちゃんが寝返りを始める目安や注意点を紹介します。赤ちゃんの寝返りの練習方法を動画を使って紹介するほか、赤ちゃんの初めての寝返りが成功したママの体験談、環境の整え方なども紹介していきますよ。

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専門家監修
保田 典子
現役子育て中の小児科専門医。現在、東京衛生病院勤務。安心安全幸せをモットーに、根拠ある医学知識と発達を伸ばす子育てを発信します。 【アメブロ】ママ小児科医の子育てブログ〜根拠ある健康と発達を。
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Contents
目次
  1. 赤ちゃんはいつ寝返りをするの?
  2. 赤ちゃんの寝返りの注意点2選
  3. 赤ちゃんの寝返りの練習方法5選【動画で解説】
  4. 赤ちゃんの初めての寝返り!ママの体験談
  5. 赤ちゃんが寝返りをしない!環境を整えてみよう
  6. 赤ちゃんの寝返り…マイペースに待とう!

女性

30代後半

うつぶせの練習をとにかく沢山させてた。仰向けに戻す時は、肩を入れて頭を落として戻すように手伝い。仰向けの時に、両足を上げて遊び始めてから寝返りできるようになるまではとても早かったよ!4ヶ月目で寝返りしてくれた。

赤ちゃんの視野も広がるので、うつぶせが好きな赤ちゃんにはこの練習方法もおすすめです。

女性

20代後半

生後半年くらいで、寝返りの前兆があったからお布団を少しだけ斜めにしてみたんです。そしたらころんって簡単に寝返りしました。それを1週間くらいやってたら、何にもなくてもできるようになってました。

ママが手をかさなくても、お布団なら赤ちゃんが自分のやり方で体の使い方を覚えることができそうです。

女性

30代前半

6ヶ月で寝返り。子供支援センターで出会う同じ月齢の子はもう寝返りが出来ていたので焦りましたね。5ヶ月に入ってからは片方の足を曲げて交差するように動かしたり、おもちゃで誘導したり。練習の時は全くやらなく、諦めかけた時に寝返りが出来ましたよ!

寝返り練習をママがお手伝いしたおかげで、下半身の運び方を身体で覚えてくれたのでしょう。寝返り練習は何よりも赤ちゃんのペースが一番大切です。なかなか成功しなかったとしても、気長に見守りましょう。

赤ちゃんが寝返りをしない!環境を整えてみよう

寝返り練習における注意点をしっかりと理解し、事前の対策を行うことが重要です。

安全な場所を確保しましょう

寝返り練習を行う場合や赤ちゃんが寝返りを始めたら、赤ちゃんが安全に寝返りできるよう、以下のような場所を確保しましょう。

●ホコリやゴミが無く、よく掃除された清潔な場所
●身体が動かしやすい少し固めのベッドや昼寝マットなど
●ベットやソファなど高さのある場所は控える
●赤ちゃんの口に入りかねない小さな物が落ちていない場所
(例:ママのアクセサリーや小さなおもちゃなど)

赤ちゃんは手にした物をなんでも口に入れてしまう事があるので、周りにそういったものが落ちていないかしっかりと確認しましょう。よだれが気になる場合は、マット等にタオルを1枚敷きましょう。マットが無い場合には、重ねたバスタオルやハーフ毛布で代用しても大丈夫です。

身体や手が沈むような柔らかいマット等での寝返り練習は危険です。窒息の恐れもありますし、マット等に身体が沈むと思うように動けず腕抜きの練習も妨げられます。また、初めのうちは赤ちゃんの口が必ずマットなどの敷物に触れるので、清潔にしておきましょう。

床に落ちている小さなものを赤ちゃんが口にいれてしまったり、寝返りの反動で棚にぶつかって物が落ちてきたりと、危険なことがますます増えていきます。その都度対策をとり、注意して見守ってください。

(頭を強くぶつけてしまった時の対処法は以下の記事を参考にしてください)

赤ちゃんが頭をぶつけた時の対処法は?泣かない時や嘔吐の際は?

赤ちゃんの寝返り…マイペースに待とう!

寝返りの練習は必ずしも必要なことではありません。まだ夜間の授乳もあってママは寝不足で大変な事ばかりです。練習しなくても生後2ヶ月で寝返りしてしまう子もいれば、半年すぎてもなかなかできない子もいます。寝返りができなくてもうつぶせ姿勢を腕の力で保つことができれば大丈夫です。

背筋と腹筋の発達を促してお座りに繋がっていきます。身体を使った遊びの中で転がしてみたり、足を持たせてみたりするだけで練習になるでしょう。赤ちゃんの発達はそれぞれです。周りが気になることもあるかもしれませんが、ご自身のお子さんを信じ、理解して笑顔で見守ってあげましょう。