赤ちゃんの寝返り練習は必要?練習方法を動画で解説!体験談あり

【医師監修】赤ちゃんが寝返りを始める目安や注意点を紹介します。赤ちゃんの寝返りの練習方法を動画を使って紹介するほか、赤ちゃんの初めての寝返りが成功したママの体験談、環境の整え方なども紹介していきますよ。

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専門家監修
保田 典子
現役子育て中の小児科専門医。現在、東京衛生病院勤務。安心安全幸せをモットーに、根拠ある医学知識と発達を伸ばす子育てを発信します。 【アメブロ】ママ小児科医の子育てブログ〜根拠ある健康と発達を。
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Contents
目次
  1. 赤ちゃんはいつ寝返りをするの?
  2. 赤ちゃんの寝返りの注意点2選
  3. 赤ちゃんの寝返りの練習方法5選【動画で解説】
  4. 赤ちゃんの初めての寝返り!ママの体験談
  5. 赤ちゃんが寝返りをしない!環境を整えてみよう
  6. 赤ちゃんの寝返り…マイペースに待とう!

うつぶせ姿勢になったら、顔を横に向けて呼吸しやすくしてあげましょう。首が座っていても、首の力や腕の力で頭を支えられない場合、反対側に頭を動かす事は筋肉が未発達の赤ちゃんにとって難しいので注意が必要です。特に生後2ヶ月〜3ヶ月の赤ちゃんは要注意です。

動かす事ができてもおでこがマットに並行になってしまう場合が多いので、窒息には十分に注意しましょう。また授乳直後は、うつぶせになるとミルクを吐いてしまう事があります。誤嚥(ごえん)の危険性もありますので注意してください。

(うつぶせ寝については以下の記事も参考にしてください)

新生児のうつぶせ寝はしてもいい?いつからしていい?危険性は?

2. できるようになったら目を離さない

赤ちゃんが寝返りできるようになっても、始めのうちは寝返りから仰向けに戻れません。これまで以上に昼夜問わず目が離せなくなります。「夜寝ていると思っていたら、寝返りして遊んでいた」なんてヒヤッとさせられることも。

昼夜問わず寝かせる際には、ベビーベッドの柵は必ず上部で固定し落下防止対策を行いましょう。大人のベッドやソファなど高さがある場所に寝かせる場合には、落下防止対策の柵を取り付けたり脇にクッションを挟んだりして、夜など目が行き届かない時のための対策が必要です。

特に夜には注意が必要です。気づかないうちに、寝返りをしていて窒息してしまうこともあるでしょう。最近は夜の就寝中の寝返り防止グッズなども売っています。どうしても目を話してしまう場合には、万一に備えて対策しましょう。

保田 典子

小児科医

夜間など赤ちゃんが寝る時には赤ちゃんの周りには何も置かないのが基本です。ベッドの落下防止柵での事故も報告されているので、落下防止柵、クッション、タオルなどは寝る時は寝る時に赤ちゃんの周りに置かないようにしましょう。寝返りをしていなくてもソファやハイローチェアから落下することもあるので、ソファに赤ちゃんを置くことはやめましょう。

赤ちゃんの寝返りと大人の寝返りは違います

赤ちゃんと大人の寝返りではやり方が異なります。大人が寝返りをする時は、身体や背中をひねり、腕を使って寝返りますよね。一方で赤ちゃんは、最初に腰をひねって足を交差し、体重の重心を移動する事で寝返ります。この違いを理解した上で寝返り練習をしましょう。

保田 典子

小児科医

医学的には寝返りの練習をする必要はないと言われていますが、うつぶせ寝に慣れてもらう、うつぶせの時間を作ることはメリットがあります。 必ず目を離すことがない時にうつぶせで遊ぶ時間を作ってみましょう。 嫌がる子に無理にうつぶせにする必要はありません。

赤ちゃんの寝返りの練習方法5選【動画で解説】

赤ちゃんとママの双方にとって難関な腕抜きや、初期段階の寝返り練習方法など、動画を使って解説します。

1. 赤ちゃんの寝返りの練習方法【寝返り練習のサイン】

こちらは寝返り練習を始める前にとても参考になる動画です。寝返りを打ち始めるサインや、事前にママが知っておきたい事や初期段階の寝返り練習方法が分かりやすく紹介されています。

早い子は生後2ヶ月遅い子は生後6ヶ月以降と、寝返り開始のサインは赤ちゃんによって様々です。なかなかタイミングがわからないというママも多いでしょう。動画のように足を持って遊び出したりしたら寝返りの合図かもしれません。

2. 赤ちゃんの寝返りの練習方法【足を交差させお尻を軽く押す】