赤ちゃんが目をこする原因は？眠いだけ？もしかして病気？体験談あり

アトピー性皮膚炎も、新生児が目をこする原因の一つです。赤ちゃんの目の周りの皮膚は薄いので、アトピーによってまぶたや結膜がかゆくなってしまうのです。また、アトピーは食物アレルギーを合併している可能性もあります。

アトピーはよくなったり、悪くなったりを繰り返します。目をよくこすっていたかと思えばぴたりと止め、また始める…そんな様子が見られたらアトピーが発症しているかもしれません。アトピーを放っておくと、他の合併症を引き起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

角膜炎は、細菌や外傷などが原因で、黒目の部分にある「角膜」が炎症を起こす病気です。目が充血していたり、視点が合わないなどの視力障害が現れることもあります。

先天性緑内障とは、乳幼児期に発症する重症の緑内障です。赤ちゃんの目の角膜が濁って見えたり、眼球や角膜が大きくなる（牛目）などの症状が現れます。失明率が高い病気のため、早期の発見・手術が必要な病気です。

先天性白内障には遺伝や感染症など様々な原因があり、生まれた時から水晶体が混濁する病気です。痛みはありませんが視力に影響があるため、眼に小さな切開を加えて白内障を除去する手術が必要となる場合もあります。