新生児のくしゃみが多い…原因や対処法は?アレルギーと風邪の違いは?
【医師監修】ただのくしゃみでも可愛い新生児期。でもあまりに頻繁だと「風邪?アレルギー?」とママはとっても心配。様々な原因で起こる新生児期のくしゃみについてママが知っておきたい「原因・対処方法・受診目安」と、くしゃみを起こす「子どもの病気」を解説します。
くしゃみを伴う新生児の病気【急性鼻炎】
いわゆる「鼻風邪」です。ウイルスに感染して鼻の粘膜が炎症を起こします。黄色っぽいドロドロした鼻水が一緒に出るのが特徴で発熱を伴うこともあります。乳児の場合、鼻が詰まって母乳やミルクを飲めなくなることもあるので、耳鼻科を受診して鼻水を吸って貰うのも良いでしょう。
マキ先生
小児科医
急性鼻炎でも初期は透明な鼻水が出ることが多いです。市販の鼻水吸引器を活用して、鼻水をとってあげると楽になります。
(鼻づまりの対処法については以下の記事も参考にしてみて下さい)
くしゃみを伴う新生児の病気【百日咳】
生後すぐの赤ちゃんでもかかる事があり、6か月未満の乳児は「重症化」しやすい怖い病気の一つです。1~3週間潜伏期間がありその後風邪の様な症状で、くしゃみと発作的な咳を伴います。咳込んだ際に、顔が赤くなったり呼吸音がヒューヒューと言っていたら直ぐに受診しましょう。
息がしにくい為母乳やミルクの哺乳力が弱まり、呼吸が止まる可能性もある「早期治療」が必要な病気です(※2)。また、産後3ヵ月から4種混合ワクチンにで予防接種をできるのでそちらも早めに受けておきましょう。
くしゃみを伴う新生児の病気【アレルギー性鼻炎】
アレルゲンによる「アレルギー反応」で、くしゃみと一緒にサラサラした鼻水が続きます。鼻の中を覗くと、粘膜が白っぽくなるのも特徴の一つです。子供は2歳頃に成長するまでは正確に原因を特定出来ないので、アレルゲンを取り除く事で対処してください。
新生児のくしゃみが気になるときは
赤ちゃんが頻繁にくしゃみをする「原因」と、アレルギーと風邪の「違い」をお分かり頂けたでしょうか?それでも赤ちゃんの頻繁なくしゃみが気になるときは、くしゃみの回数や特徴をメモしておきましょう。1ヵ月検診の際に成長の気になる点として相談して、医師や保健師さんにアドバイスをもらうと安心ですね。
まずはできる範囲から、赤ちゃんのくしゃみ対策をしてあげましょう。
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