子供のパスポート申請方法は?必要な物と注意点は?写真はどうする?
海外旅行の必需品であるパスポート。それは生まれたての赤ちゃんも例外ではありません。パパやママが代理で子供のパスポート申請をするときによりスムーズに進められるよう、今回はパスポート申請の基本情報や、必要なもの、子供ならではのポイントなどについてご説明します。
パスポートの申請書裏面には「法定代理人署名」という欄があります。これは未成年(20歳未満)の子供がパスポート申請をする場合にここに記載をしなくてはいけません。親権者(父母又はそのいずれか一方)又は後見人が該当しますので、パパもしくはママが署名をします。
ヘボン式ローマ字
パスポートにローマ字で名前が記載されますが、ヘボン式ローマ字が基本です。例えば「ようこ」は「YOKO」、「しょうへい」は「SHOHEI」と記されます。名付けた際のこだわりや希望で「SHOUHEI」としたい場合は申請書裏面に記入することで希望に沿うことができますが、一度登録されるとその後の更新の際にも変更はできません。
将来、子供がパスポートの更新手続きの時や海外旅行の時に戸惑わないように、非ヘボン式でパスポート申請した場合はパパやママから子供本人へ伝えておく必要があります。
子供のパスポートの写真撮影はどうする?
子供の初めてのパスポート写真は記念すべき一枚です。写真スタジオでの撮影のほか、最近はアプリを使って自分で撮影をすることもできます。一度パスポートを作ると次の更新まで写真は変えられません。
できることなら、お気に入りの写真でパスポートを作りたいのがパパやママの希望です。だけどまだねんねの0歳の赤ちゃんや、動くのが楽しくてじっとしていられない1歳や2歳ごろの子供の場合、なかなかスムーズに撮影が進まないケースも多いでしょう。余裕を持って、子供の様子を見ながら撮影計画を立てましょう。
(赤ちゃんのパスポート写真については下記の記事も参考にしてください)
パスポート用の証明写真の条件は?
パスポート写真の条件は、大きくは次のとおりです。
●縦45mmル×横35mmの縁なしで、無背景の写真。
●申請日前6カ月以内に撮影されたもの。
●無帽で正面を向いたもの。
●頭頂からあごまでが34±2mmであるもの。
そのほかにも細かな規格があり、それらをクリアしたものを準備します。子供の写真でありがちなのが、口が開いてたり、大きく笑った顔の写真はどんなによく撮れていても規格外になりますので注意してください。
首の座っていない子供の撮影方法
首が座らない0歳の赤ちゃんの写真はどのように撮影したらいいのでしょうか?パスポート写真の条件にもあったとおり、無背景でなくてはいけないのでママが抱っこしての撮影はNGです。一人で座ることができない赤ちゃんは寝かせて撮影をします。
白や淡い無地の色合いのシーツなどを引いた上に赤ちゃんを寝かせ、上から撮影をします。この際に赤ちゃんの顔が真っ直ぐになるように撮影をします。なかなか難しいかもしれませんが、赤ちゃんの機嫌のいい時を選んで気長に撮影しましょう。
(赤ちゃんの首すわりについてはこちらの記事も参考にしてください)
首の座っている子供の撮影方法
首が座っている子供の撮影は座っていない子供に比べると随分と楽です。お座りができるようであれば、白や淡い色の壁を背景に椅子などに座らせて撮影をします。
1歳、2歳と年齢を増すに連れてだんだんとパパやママの言うことも理解できるので撮影しやすくなりますが、子供の機嫌にも左右されやすくなります。気長に子供のペースに合わせて撮影を行いましょう。
写真スタジオでの写真撮影のメリット
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