【1歳8ヶ月】赤ちゃんの成長目安と育児のポイント!イヤイヤ期が始まる?

【医師監修】1歳8ヶ月を迎える頃になると、赤ちゃんの個性も出てきて育児が楽しくなる反面、悩むことも増えますよね。子供によって成長スピードにも差が出てくる頃なので、あせりや不安を感じるママさんも。1歳8ヶ月の成長目安と育児のポイントを知って子供の成長を見守っていきましょう。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 1歳8ヶ月の体の成長はどうなってる?
  2. 1歳8ヶ月は個性も伸びてくる時期!
  3. 1歳8ヶ月はイヤイヤ期が始まる?
  4. 1歳8ヶ月ではどのくらい言葉がでてくる?
  5. 1歳8ヶ月の子にはどうやって言葉を教えよう?
  6. 1歳8ヶ月は離乳食から幼児食へ進みましょう
  7. 1歳8ヶ月ごろには生活リズムを作りましょう
  8. 1歳8ヶ月ではどんな遊びができる?
  9. 1歳8ヶ月の育児のポイント5選!
  10. 1歳8ヶ月はケガや事故にも注意が必要
  11. 1歳8ヶ月の親子のコミュニケーションのポイントは?
  12. 1歳8ヶ月のママの悩み【体験談】
  13. 1歳8ヶ月は体も心も大きく成長中

離乳食が完了したと言っても、まだ歯がすべて生えそろっているわけではありません。そのため、大人と同じ硬さや大きさの食事はまだ無理です。離乳食の延長と考え、赤ちゃんの成長スピードに合わせて調理方法を工夫してあげましょう。

しかし、いつまでも離乳食のようにやわらかい物ばかりでは顎の力が発達しません。少しずつ硬めにしていき、咀嚼(そしゃく)のトレーニングも進めてあげましょう。

マキ先生

小児科医

この時期は食物を丸呑みにしてしまう子も多くいます。顎の骨を成長させるためにも、咀嚼すると言うことをしっかり教えてあげる必要があります。そのためには柔らかすぎても固すぎてもだめなので、しっかり噛めているかどうか見極めましょう。

幼児食【基本は薄味】

離乳食が完了しても幼児食の食事は薄味が基本です。濃すぎる味に慣れてしまうと、将来の成人病のリスクにつながります。三食の食事は、だしのうまみや素材そのもののうまみを上手に利用し、調味料は控えめを心掛けましょう。

また、おやつなどによる甘い物の取りすぎは虫歯の原因になります。おやつは食事の補助として、おにぎりや芋など栄養のある物を与え、甘いお菓子をあげすぎないようにしましょう。

1歳8ヶ月ごろには生活リズムを作りましょう

生活のリズムは一生の基本ともなります。早いうちからしっかりと生活リズムを作るように心がけましょう。

早寝早起きを心がけましょう

生活リズムの基本は早寝早起きのリズムです。朝日を浴びることでホルモンが活発に作用しますし、夜は成長ホルモンが分泌されます。朝は7時頃、夜は8時頃には寝かせるのが理想でしょう。

お昼寝や夜寝る時間はどのくらい?

出典:https://www.pinterest.jp/pin/822540319432320311/

体力がある子はお昼寝をしなくなってくる子もいる時期です。中途半端に夕方に寝てしまい夜寝るのが遅くなるということがなければ、無理にお昼寝させる必要はありません。お昼寝をする子は2時間以内ぐらいを目安に、夜の寝る時間に影響がないよう15時までには起こすようにしましょう。

夜泣きをする子は、昼間に刺激をたくさん受けている影響で夜泣きをする場合もありますが、夜の眠りが浅くなっている可能性もあります。昼間にたくさん体を動かして体力を使い、お昼寝の時間を調整してあげることも夜泣き対策の一つです。夜の寝つきがよくなり夜泣きが改善される場合もあるでしょう。

1歳8ヶ月ではどんな遊びができる?

手足を動かす力も発達し、言葉も理解できるようになってくると色々な遊びができるようになってきます。手先が器用になり複雑なおもちゃも使えるようになりますが、まだ誤飲の心配があるので細かいおもちゃを使う時は目を離さないようにしてくださいね。

遊具の上り下りができるように

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ジャングルジムや滑り台など遊具を使った遊びが上手になってきます。手足の力がついてきているので、身体を引っ張り上げたり、足を踏ん張るような遊具も積極的に使わせてあげましょう。使い方を教えてあげるとどんどんできるようになっていきます。

しかし、体を使った遊びは落下や事故の危険もあるので目を離さず側で見守り、補助もしてあげましょう。

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