産後クライシスとは?離婚の原因にも?10個のチェック項目と対処法!

産後クライシスとはどんなものでしょう?可愛い赤ちゃんに恵まれて幸せいっぱいのはずなのに、なぜか夫のすることが気に障る。イライラが止まらない、ついには離婚も考えてしまう人も。あなたも離婚を決断する前に、産後クライシスの解決法を知って離婚の危機を乗り越えましょう。

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Contents
目次
  1. 産後クライシスとは?
  2. 産後クライシスと産後うつはどう違う?
  3. 離婚の大きな原因にもなる産後クライシス
  4. 産後クライシスに陥る原因とは?
  5. 産後クライシスになりやすい人・なりにくい人
  6. 産後クライシス10のチェック項目
  7. 産後クライシスで離婚しないための解決法とは?
  8. 夫婦で協力して離婚の危機を乗り越えよう!

いくら仲の良い夫婦でも、何も口に出さずにいて分かり合えるはずはありません。しかも初めての赤ちゃんを迎えて生活が一変した状況で、お互いに手探りで子育てを始めたばかりの環境の中にいるのです。「私がこんなに毎日大変な思いをしてるのだから、気づいてくれて当たり前」は通用しません。

最初から「イクメン」だった人はいない

女性が妊娠直後から体の中に胎児を感じてママの自覚が芽生えるのに対して、男性は赤ちゃんが生まれて初めて父親になり、自覚が少しずつ芽生え始めます。その時点ですでにママとパパには親の自覚に差がついています。赤ちゃんが生まれた時にはすでにママになっている女性に対して、男性はやっとパパのスタート地点に立った状態です。

ママは毎日赤ちゃんにお乳をあげて育児をする生活が否応なくスタートするのに対して、パパは赤ちゃんとの接触時間も短く、どんどん親としての成長度合いに差をつけられていきます。赤ちゃんのために何をすれば良いのか検討がつかないのです。先にママになった女性は男性には何をして欲しいのか、きちんと話す必要があります。

「全部自分でやらなくちゃ」は離婚の黄色信号

真面目でキッチリした人に多いのが、全部を自分でやらなくちゃタイプの人です。何もかも初めての育児を経験をしている中で、なんでも自分一人でできるわけがありません。できない事に腹を立てたりイライラするより、家族に頼ったり、託児施設を活用して自分の時間も子どもとの時間も上手に楽しみましょう。

パパのがんばりも認めてあげよう

ママに比べてどうしても手際や要領の悪いパパですが、パパなりに一所懸命に頑張ってくれている事はありませんか?どうしても不満にばかり目が行ってしまいがちですが、パパの頑張っているところもちゃんと目を向けて褒めてあげるようにしてみましょう。

パパだって赤ちゃんは可愛いと思っているのです。ただどうしていいかわかっていないだけ。やってくれて嬉しかったり助かったりした事は、ストレートにその気持ちを口に出してあげましょう。「助かったわ」「やるじゃん」そんな簡単な言葉でいいのです。パパも自分のしている事が役に立っているとわかればきっと喜んで続けてくれます。

誰かと比べてイライラするのはやめよう

よその赤ちゃんは泣かないのに、うちの子はどうして泣いてばかりいるの?隣の旦那様は家事も育児も手伝ってくれるのに、どうしてうちのパパは何も手伝ってくれないの?他の家には他の家の悩みがあるのです。赤ちゃんが100人いたら100通りの子育てがあるのです。みんな同じでなくて当たり前。比べてイライラしても何も始まりません。

完璧主義は離婚へ続く一本道

事前に育児書などを読み込んで「全てをちゃんとやらなくちゃ」と思い込んでいませんか?産後は体も疲れています。初めての育児はそうそう思い通りには行きません。無理をするとどんどん自分が苦しくなります。最初から「5割できたら上出来」くらいの楽な気持ちでのんびり構えましょう。

もしも離婚が脳裏をよぎったら

上記の原因の中に思い当たる事はありませんか?もし何か思い当たる事があったら少しだけ気をつけてみましょう。 自分が変わることで相手もきっと変わります。産後クライシスの原因は最初はきっと些細な事。それを忙しさを言い訳にしてそのままにした事が、少しずつ広がって大きな溝になってしまうのです。

産後クライシスを深刻化させるの最大の原因はコミニュケーション不足。まずはきちんと話し合いをして、お互いが何を考え、どうしたいのか、きちんと言葉にして一つひとつ解決していくのが何よりの解決法だと言えるでしょう。