赤ちゃん・新生児の部屋の室温・湿度は何度が目安?季節別の調整方法も!

【医師監修】赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんが快適に過ごせるよう環境を整えなければなりません。この記事では、新生児の室温の目安や、調整するときのポイントなどを詳しく紹介します。室温や新生児の体感温度の春夏秋冬別の調整方法や服装のポイントも紹介するので参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 新生児が快適な室温の目安は?
  2. 新生児の室温・湿度を調整するときのポイントは?
  3. 新生児の《春》の室温・湿度は?服装や調整方法も!
  4. 新生児の《夏》の室温・湿度は?服装や調整方法も!
  5. 新生児の《秋》の室温・湿度は?服装や調整方法も!
  6. 新生児の《冬》の室温・湿度は?服装や調整方法も!
  7. 赤ちゃんの部屋の温度は季節に合わせて調整しよう!

外気温と室温の差に気を付ける

外気温と室温に大きな差があるとそれだけ体にとって負担が大きくなります。とはいっても外気温が低すぎる、高すぎるのにそこに合わせて室温を上げるということではありません。快適な室内から寒い・暑い屋外に出る際には服装で体感温度の差が少なくなるように調節しましょう。

1歳のママ

22歳

育児をするまでは子どもに暑がり、寒がりがいることを知りませんでした。ですが娘が寒がりだったので、少し肌寒い時期などはよくパパの上着を娘にかけて調節していました。また、秋生まれなので、新生児用の小さなベストも活用していました。

また、外出する際にはできるだけ着脱のしやすい服装にしておくと、外出先で室内に入った際や電車などに乗り空調が効きすぎていると感じた際に服装を調節しやすくなります。おくるみやひざ掛け、ブランケットもあると良いですが、どうしてもかさばってしまうので上着などで調節するのがオススメですよ。

新生児の《春》の室温・湿度は?服装や調整方法も!

春の季節は朝晩の気温差が激しい上に、日によっての寒暖差もとても激しいため赤ちゃんの体感温度の調節に悩むパパ・ママも少なくありません。ここからは、春に最適な室温・湿度とオススメの服装や調節の方法を紹介します。

新生児《春》の最適な室温は?

春に最適な室温は20℃~25℃と言われています。春の季節は日中の外気温自体が20℃~25℃であることが多く、無理に空調で室温を調節するというよりは、窓を開け風を入れて体感温度は服装で調節するのがオススメです。

ただし、春はまだ朝晩に冷え込む日もあり、日中との気温差が激しいこともあります。そのため、寝るときには布団にタオルケットをプラスするなどして夜間も赤ちゃんの体感温度を調節しやすいようにしましょう。

一児のママ

32歳

5月上旬、夜は冷えるので布団をしっかりかぶせて寝かせていました。ですが、夜泣きがひどくなり、ふと「暑いのか?」と思って布団を薄いタオルケットに変えるとスッと寝てくれました。タオルケットだと上から布団をかけても暑すぎることもないのでオススメです。

夜泣きの原因が暑い・寒いという場合もあるので、温度調節をしやすい寝具にしておくと夜泣きの際に対応をしやすくなることもありますよ。

新生児《春》の最適な湿度は?

赤ちゃんに最適な湿度は40%~60%と言われています。地域にはよりますが、春は乾燥しすぎたりジメジメしすぎたりということが他の季節に比べると比較的起こりづらいです。

しかし、春が終わる頃になると梅雨に入りますね。梅雨に入ると雨の日が増えることに伴って室内の湿度が上がりやすくなります。エアコンの除湿機能を使用すると簡単に湿度を下げることもできますが、エアコンをつけることで室温が急激に下がる場合もあるので、温度計をチェックしながら使用するようにしましょう。

春の日中にオススメの服装と調節方法

日中は家で過ごす場合は長袖の短肌着と長袖のコンビ肌着の重ね着、もしくは長袖の短肌着に長袖のロンパースや2wayオールがオススメです。中に着るものは短肌着にしておくことで、万が一オムツから排せつ物が漏れた際に中の肌着についてしまうことが少なくなりますよ。

外出する場合は短肌着にロンパースや2wayオールを重ねて、ベストやカーディガンで調節するのがオススメです。夕方になるにつれて空気が冷えてくることもあるので、一枚おくるみを持っていっておくと便利ですよ。

春の夜間にオススメの服装と調節方法