赤ちゃんの1ヶ月健診の内容とは?費用・持ち物・服装は?ママが診てもらうことは?

【医師監修】赤ちゃんとの最初の健診でどうしたらいいか不安を感じるママもたくさんいることでしょう。ここでは赤ちゃんの1ヶ月健診の内容をはじめ、1ヶ月健診の費用・持ち物を紹介します。また1ヶ月健診で赤ちゃん・母親におすすめの服装も紹介します!

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Contents
目次
  1. 1ヶ月健診とは?
  2. 【赤ちゃん】の1ヶ月健診の内容は?
  3. 【ママ】の1ヶ月健診の内容は?
  4. 1ヶ月健診の赤ちゃんの平均身長・体重は?
  5. 1ヶ月健診当日の持ち物はなにが必要?
  6. 1ヶ月健診の費用はいくらかかる?
  7. 1ヶ月健診で赤ちゃん・母親におすすめの服装は?
  8. 1ヶ月健診には必ず行こう!

きちんと見えているかを、瞳孔や目の色などを見て確かめます。斜視のチェックも行いますが、生後1ヶ月では、まだ目のまわりの筋肉や視力が未発達なので目の位置が不安定なのが普通です。2~3ヶ月くらいになってくると、目で物を追うようになり目の位置も安定してくるでしょう。

へその緒の跡をチェック

へその緒は自然にとれるまで無理にとらないようにしましょう。お風呂の後に消毒して乾燥させていくのが一般的なケアのやり方です。いつまでたってもジクジクしていたり、出血をするような場合はきちんと処置してもらう必要があります。

原始反射チェック

子育てパパ

30代前半

赤ちゃんの口元を触ると、口を大きく開けて指を探すようなしぐさを見せるのがかわいくて仕方ない。あまりにもかわいくて何度もやっていたら、妻に変な目で見られた。この時期だけのパパの楽しみのひとつなのに…

原始反射とは生まれつき赤ちゃんがもっているもので、運動機能や中枢神経が正常に発達しているかを確かめることができます。大きな音などにビクッと反応して手足を大きく広げるのはモロー反射といいます。また赤ちゃんの手のひらを指で触ると、ギュッとつかむのも把握反射と言い原始反射ひとつです。

ほかにも、吸てつ反射といって口元を指で触ると口をパクパクとしておっぱいを探すようなしぐさを見せます。さらに、生後1ヶ月くらいまでは歩行反射といって、床に足をつけるとまるで歩くようなしぐさを見せることもあります。

K2シロップの投与

母乳やミルクしか飲めない生後間もない赤ちゃんは、ビタミンKが不足します。乳児ビタミンK欠乏性出血症という病気を防ぐために、ビタミンK2シロップを飲ませます。(※1)

渡邉恵里

小児科医

K2シロップは、従来の3回投与から、毎週内服の13回投与に変える病院が増えてきています。13回投与の場合は1ヶ月検診での内服はありません。

(生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴については以下の記事も参考にしてみてください)

【生後1ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安、育児の注意点!体験談あり

【ママ】の1ヶ月健診の内容は?

産後の母体の状態をチェックするために、ママにとっても1ヶ月健診の内容は重要です。子宮の戻り具合や産後の体調の回復などのほか、母乳に関しての悩み、育児で困ったことや不安に感じていることなどの精神面もチェックします。

尿検査・血圧測定・体重測定

産後1ヶ月経ってからの、母体の状態をチェックします。尿検査や血圧測定で健康状態を確認することができます。また、体重測定で産後どのくらい体重が変化しているかを知ることができるでしょう。出産後は、少しでも妊娠前の体重に戻したいと思うママがほとんどですが、この時期に無理は禁物です。まずは体の回復を優先しましょう。

(産後の体重については以下の記事も参考にしてみてください)

産後に体重が減らない…!簡単に妊娠前の体型に戻るダイエット方法を紹介!

血液検査

血液検査で産後の健康状態に問題がないかを確認します。産後は感染症や合併症を起こす可能性が高いため、異常を早くに発見するためにも血液検査は大切と言えるでしょう。また、妊娠中から貧血と診断されていた場合は、貧血の有無もチェックします。