赤ちゃんの1ヶ月健診の内容とは?費用・持ち物・服装は?ママが診てもらうことは?
【医師監修】赤ちゃんとの最初の健診でどうしたらいいか不安を感じるママもたくさんいることでしょう。ここでは赤ちゃんの1ヶ月健診の内容をはじめ、1ヶ月健診の費用・持ち物を紹介します。また1ヶ月健診で赤ちゃん・母親におすすめの服装も紹介します!
子宮の戻り具合をチェック
妊娠中に大きくなった子宮がきちんと収縮して戻っているかをチェックします。出産直後から子宮は収縮をはじめるため後陣痛に苦しむママもいるでしょう。しかし1ヶ月健診の時期には、子宮は小さくなり胎盤へと戻ります。子宮の収縮が不完全でいつまでも痛みや出血があるようなら医師に相談しましょう。
悪露の状態の確認
子宮が収縮して元に戻るときに、子宮内膜などが排出物として膣からでてきます。血液成分ですが最初は真っ赤だった悪露も1ヶ月健診の時期には黄色っぽくなり量も減ってきます。悪露が終わると、胎盤も完全に回復したと考えてもいいでしょう。
会陰切開の傷跡チェック
出産時に切開した部分は、常に清潔にして消毒をしておく必要があります。細菌感染を防ぐためにもきちんとケアしましょう。縫合には自然に溶ける糸を使う場合と、傷の大きさによっては抜糸の必要がある糸で縫合する場合とがあります。痛みが続いて不安な時は、相談してみましょう。
問診
問診では体の具合で気になるところはないかを確認します。また慣れない育児に精神的に問題が起こってないかをチェックします。産後はホルモンのバランスが崩れていて、気持ちの浮き沈みが激しかったり、落ち込んだりしやすいです。ひどくなると産後鬱になる危険もありますので、気になることは何でも相談しましょう。
(ホルモンバランスについては以下の記事も参考にしてみてください)
母乳チェック
主婦
30代
数時間おきの授乳に疲れ果ててしまっていた時、健診で相談したら「おっぱいが足りてないのかも」と言われミルクとの混合に切り替えました。よく眠ってくれるようになり、母乳だけにこだわっていた自分を反省しました。相談してよかったです。
母乳がきちんと出ているか、赤ちゃんがきちんと飲めていて、体重が順調に増えているかなどをチェックします。また乳首に出血などがないかも合わせて確認します。母乳に関しては個人差があるため、母乳だけにこだわるよりは赤ちゃんの発育を考えてミルクと合わせて授乳するなど、気になることは相談してみるといいでしょう。
帝王切開の場合は傷の具合をチェック
帝王切開で出産した場合は、傷の治りに時間がかかるでしょう。傷跡を清潔に保つほかにも、必要に応じて薬が処方されます。1ヶ月健診では傷口の様子などを確認しますので、痛みなどがあって不安がある場合には、その旨を伝えて薬を処方してもらったり処置をしてもらいしましょう。
1ヶ月健診の赤ちゃんの平均身長・体重は?
生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、ずいぶんと表情もでてきて起きている時の時間も少しずつ長くなってきます。発育状態は、出産直後よりも約1kg体重が増えているのが平均的です。また身長は3cmから5cmくらい伸びていれば問題ないでしょう。
男の子は身長50.9から59.6cmくらいが平均身長です。体重の平均値は3530から5,960gだといわれています。また、女の子は身長50.0から58.4cmくらいが平均身長で、3,390から5,540gが平均体重だと言われています。しかし、成長や発育のスピードは個人差があるため数字にばかりとらわれないようにしましょう。(※2)
赤ちゃんの成長は、厚生労働省が示す発育曲線を目安にすると分かりやすいので参考にしてみてくださいね。
(生後1ヶ月半の赤ちゃんの様子については以下の記事も参考にしてみてください)
1ヶ月健診当日の持ち物はなにが必要?
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