赤ちゃんの飲み物はミルク・母乳以外でもOK?いつから?水分補給について詳しく解説!

【医師監修】赤ちゃんのミルク・母乳以外の飲み物はいつから大丈夫なのか、水分補給のタイミングも気になる人も多いでしょう。白湯・麦茶など飲み物別に赤ちゃんが飲む際の注意点も紹介します!赤ちゃんの水分補給にどんな飲み物が良いのか、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんのミルク・母乳以外の飲み物はいつからOK?
  2. 赤ちゃんの飲み物はミルク・母乳だけでもいいの?
  3. 赤ちゃんの水分補給のタイミングは?
  4. 赤ちゃんがミルク・母乳以外で飲んでもいい飲み物一覧!白湯・麦茶が良い?
  5. 赤ちゃんの飲み物に適した入れ物は?
  6. 赤ちゃんの飲み物について理解しておこう!
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赤ちゃん用ジュース

赤ちゃん用のジュースは、糖分や塩分が多いので飲み方には気をつけましょう。糖分や塩分を分解するのに時間がかかり、赤ちゃんの体の負担になってしまいます。いつも飲んでいると虫歯のリスクが高くなり、他の飲み物を嫌がるケースもあります。たまに飲める特別なものという位置づけにしておくのもおすすめですよ。

麦茶以外のお茶

赤ちゃん用のお茶は麦茶以外に、ほうじ茶なども売られています。大人用のお茶も白湯で薄めれば飲むことができますが、どちらも微量ながらカフェインが含まれています。赤ちゃんはなかなかカフェインを分解できません。カフェインの作用で落ち着きがなくなったり、眠れなくなったりすることもあるので、カフェインの入っていないお茶を選びましょう。

牛乳

牛乳は、1歳を過ぎてから飲み始めるようにしましょう。赤ちゃんの消化器官は未発達なので、牛乳のタンパク質を分解できずアレルギーが起きたり、鉄分の吸収を妨げるカルシウムによって鉄欠乏性貧血になったりする恐れがあります(※1)。加熱して7~8ヶ月頃から離乳食に取り入れる場合もありますが、1歳まではそのまま飲むのは避けましょう。

ハーブティー

ハーブティーは、カフェインの入っていないものなら生後1ヶ月頃から飲めるともいわれています。しかし、生後6ヶ月までは普段はミルクや母乳のみでも十分です。ハーブの作用を考慮して、1歳を過ぎてからの方が良いという意見もあります。ママが判断に迷ったら、周りの人やかかりつけの医師などに相談してみましょう。

渡邉恵里

小児科医

母乳を飲ませられない場合や急な外出などに備えて、その子に合う水分補給を準備しておくといいですね。

赤ちゃんの飲み物に適した入れ物は?

赤ちゃんは、生まれながらにして「おっぱいを飲む」口の動きはできるようになっています。他の動きは学びながら徐々にできるようになっていきます。ミルクや母乳以外の飲み物を飲めるようになる生後4~5頃から、コップやストローを使う練習を始めてみましょう。

もちろん、始める時期やできるようになるスピードは赤ちゃんによって違います。焦らずゆっくり、一緒に楽しみながら進めていってくださいね。

哺乳瓶

普段、ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、他の飲み物も哺乳瓶に入れるのがおすすめです。月齢や発達に合わせて、使用する乳首を変えると赤ちゃんも飲みやすくなります。

普段、母乳を飲んでいる赤ちゃんは哺乳瓶を使うと、哺乳瓶の方が楽に飲めると知り、母乳を飲まなくなる場合もあります。飲み物を飲む時はスプーンを使いましょう。離乳食前に始めると、飲み物と同時にスプーンにも慣れることができますよ。

スパウト

生後5~6ヶ月頃からスパウトを使い始める赤ちゃんもいます。ミルクや母乳を飲む時と違い、マグを傾けて、口をすぼめて吸う動きが必要になります。初めての経験や感触に、うまくできなかったり嫌がったりする赤ちゃんもいますが、焦る必要はありません。赤ちゃんが楽しく挑戦できるようにゆったりと構えて見守りましょう。

スパウトは使わずにストローから始める赤ちゃんもいます。様子を見ながら選んでみてくださいね。