シュタイナー教育とは何?方法論・理念の特徴は?メリット・デメリットも紹介

シュタイナー教育という教育方法をご存知でしょうか。この記事では、シュタイナー教育とは何か、方法論・理念の特徴を解説します。また、シュタイナー教育のメリット・デメリットや家庭に取り入れる際のポイント・注意点もあわせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. シュタイナー教育とは?
  2. シュタイナー教育の方法論・理念の特徴
  3. シュタイナー教育を受けた子供はどう育つの?
  4. シュタイナー教育のメリット・デメリットは?
  5. シュタイナー教育を受けるには?
  6. シュタイナー教育を家庭に取り入れる際のポイント・注意点
  7. シュタイナー教育の噂を調査!テレビ禁止って本当?
  8. シュタイナー教育を受けた有名人を紹介
  9. シュタイナー教育を取り入れてみては?

既成のおもちゃを使わない

シュタイナー教育では、プラスチック製などの既成のおもちゃをあまり使いません。その代わり、自然のもの、石や木の実、布や紐というような素材を使って自分たちでおもちゃを作ります。身の回りにあるものを遊びに見立ててつかうことで、豊かな想像力を育むことを目指しています。

先輩ママ(人工受精経験有)

(30代前半)

私はキャラクターものやカラフルなプラスチック製のおもちゃが苦手だったので、シュタイナー教育の理念にとても魅力を感じました。そんなおもちゃが無くても自分でおもちゃを作って楽しんでいます。

今はおもちゃ屋さんに行けばたくさんのカラフルなおもちゃが手に入ります。でも、身の回りの物や自然のものを使っておもちゃを作ることは、子供にとってとても良い体験になるでしょう。

(手作りおもちゃについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが喜ぶ手作りおもちゃ*秀逸なアイデア&作り方集【動画あり】

オーガニック食品を取り入れる

シュタイナーは、農業にも独自な理論を展開しています。教育においても、身体を作る元である食事は大切であると考えて、無農薬で添加物を一切使わないオーガニック食を徹底しています。

YOTSUBA専属ライター

(30代前半)

私の家では、昔から無農薬無添加のオーガニック食を実践していたので、シュタイナー教育の思想がとても魅力的でした。普通の幼稚園ではそこまで食事に気を配ってもらえません。やはり食事は身体の基本、シュタイナー園で育ったおかげで子供は病気もせずとても元気に育っています。

家庭でいざオーガニックな食生活をはじめようと思ってもなかなか難しいものです。幼稚園でそのような食生活に触れることができるのは良い経験になりそうですね。

(オーガニック食品については以下の記事も参考にしてみてください)

コストコの安全で美味しいオーガニック食品25選&逆に危険な食品25選も

シュタイナー教育を受けた子供はどう育つの?

少し特殊な思想を取り入れているシュタイナー教育ですが、実際にこのシュタイナー教育を受けた子供はどう育つのでしょうか。シュタイナーが目指すのは、自分の意志で自由に生きることができる人間の育成です。

このシュタイナーの思想のもと、シュタイナー教育を受けた子供は周囲に流されず、自分の考えで選択し、自由に生きることできるようになることが多いとされています。決して偏差値が高いわけではありませんが、大学を卒業後は自分のやりたいことを尊重して海外に留学したり、専門的な経験を積んだりと幅広い生き方をしている人が多くいます。

状況に応じて、柔軟な生き方をすることもできるようになるでしょう。

先輩ママ(体外受精経験有)

(30代後半)

シュタイナーの思想では早期教育をしないので多少知識面での不安はありましたが、娘はいつの間にか文字や数字を覚えて、年長さんになる頃には小学校中学年向けの本もあっという間に読み終えるようになっていました。

やはり、シュタイナーの思想通り子どもの発達時期に合った教育というものがあるんだと実感しました。

シュタイナー教育の特徴、子供の発達段階に合わせて教育を行うという考えは理にかなっているといえますね。幼少期に育む想像力や自発力は後々役に立つでしょう。

シュタイナー教育のメリット・デメリットは?

シュタイナー教育は独特の教育内容のため、メリットもデメリットもあります。ここでは、シュタイナー教育を受ける上でのメリット・デメリットを詳しくお話します。