頻回授乳とは?いつまでする?新生児〜月齢別に授乳時間・間隔・回数を解説

【医師監修】頻回授乳とはどのようなものでしょうか。頻回授乳はいつまでするのかをはじめ、授乳時間・間隔・回数の目安を新生児〜月齢別に解説!また、新生児の授乳時間が長い・母乳が出ない場合の原因&対処法や、授乳後に赤ちゃんが泣く場合の理由も紹介していきます。

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 頻回授乳とは?
  2. 頻回授乳はいつまでするの?
  3. 授乳時間・間隔・回数の目安を新生児〜月齢別に解説
  4. 新生児の授乳時間が長くなる原因・対処法
  5. 頻回授乳で母乳が出ない場合の対処法
  6. 授乳後に赤ちゃんが泣く場合の理由は?
  7. 頻回授乳の悩みを解消しよう!
新生児の母乳量の目安は?授乳間隔・時間・回数は?飲まない時の対処法も!

生後2ヶ月~4ヶ月

パート

40代

うちは生後2ヶ月近くになっても、授乳間隔が1時間ほどになるときがありました。初めは心配でしたが、検診に行くと体重の増加も問題ないと言われましたよ。実際にだんだん間隔は狭くなっていたので、個人差だったんだと今では納得しています。

生後2ヶ月~4ヶ月の赤ちゃんの授乳時間は、全体で10分~15分、片方5分~8分ほどを目安にしましょう。この時期になると、赤ちゃんも母乳を飲むことに慣れている場合が多く、スムーズに授乳を行えます。

ただし、母乳を飲んでいるように見えても、実際には飲んでいないという「遊び」の時間が現れます。1時間ほど咥えている場合もありますが、体重の変化などから、どの程度飲んでいるのか判断しましょう。

授乳間隔は3時間ほどになります。1度にしっかり飲めるようになるので、回数も8回程度に安定してきます。ただ、個人差があるので、回数が多くても焦らないようにしましょう。

(生後3ヶ月の授乳間隔・回数については以下の記事も参考にしてみてください)

生後3ヶ月の授乳間隔・回数は?母乳・ミルク別の量や注意点!体験談も

生後5ヶ月〜離乳食開始前

生後5ヶ月を過ぎてからは、母乳時間は片方5分全体で10分が目安です。頻回授乳も終わっている場合が多く、間隔は4時間で、回数は5回~6回ほどが目安と考えると良いです。

離乳食開始前になると、ママやパパが食べているものに興味を持ち始めます。支えていれば座れる状態になっていたら、少量ずつ離乳食をあげてみましょう。

離乳食開始後

離乳食開始してからも、授乳時間は10分ほどが目安です。4時間間隔で1日5~6回授乳を行いましょう。授乳するタイミングで、1日1回離乳食をあげるようにします。離乳食の後に、授乳を行ってみてください。初めは離乳食を嫌がる場合もありますし、ママやパパにとっても赤ちゃんの好みがわからない状態なので、食べないこともありますが心配はいりません。

離乳食の開始時は、まだ練習の時期です。まだメインの栄養は母乳から摂取するので、徐々に離乳食の回数を増やしていきましょう。

3回食開始後

会社員

30代前半

3回食が始まってからは、子供の様子を見ながら母乳の量を変えていきました。うちは離乳食をしっかり食べてくれていて、体重も十分増えていたので、生後9ヶ月で卒乳しましたよ。早くても、成長次第では問題ないと思います。

3回食開始後も、1日の授乳回数は5~6回です。ただし、離乳食を食べることに慣れ始めてきます。離乳食で栄養を摂れるようになるため、授乳時間は変化します。離乳食の後の授乳は全体で5分を目安に、離乳食がない時の授乳は10分を目安に行いましょう。

母乳が減り、離乳食が増えると、鉄分やミネラルが不足しがちになります。3回食を開始した時期からフォローアップミルクが飲めるようになるので、母乳の代わりにフォローアップミルクをあげるのもおすすめです。

1歳以降

1歳以降になると、離乳食も食べ慣れてくる頃です。牛乳を飲めるようにもなるでしょう。牛乳を飲めるようになったら、卒乳を考える時期です。授乳間隔を大きく空けるなど、赤ちゃんに合わせた卒乳の方法を色々試してみてください。

フォローアップミルクに関しては、3歳くらいまで飲むことができます。離乳食をしっかり食べることができ、離乳食や牛乳で栄養が摂れていれば、フォローアップミルクを飲む必要はなくなります。

新生児の授乳時間が長くなる原因・対処法

新生児のうちは、授乳時間が長くなることがあります。原因と対処法について紹介します。

(赤ちゃんの満腹中枢や飲ませ過ぎについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの満腹中枢はいつから?生後3ヶ月?母乳の飲ませすぎのサインや対策も!

母乳が上手く飲めない