頻回授乳とは?いつまでする?新生児〜月齢別に授乳時間・間隔・回数を解説

【医師監修】頻回授乳とはどのようなものでしょうか。頻回授乳はいつまでするのかをはじめ、授乳時間・間隔・回数の目安を新生児〜月齢別に解説!また、新生児の授乳時間が長い・母乳が出ない場合の原因&対処法や、授乳後に赤ちゃんが泣く場合の理由も紹介していきます。

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Contents
目次
  1. 頻回授乳とは?
  2. 頻回授乳はいつまでするの?
  3. 授乳時間・間隔・回数の目安を新生児〜月齢別に解説
  4. 新生児の授乳時間が長くなる原因・対処法
  5. 頻回授乳で母乳が出ない場合の対処法
  6. 授乳後に赤ちゃんが泣く場合の理由は?
  7. 頻回授乳の悩みを解消しよう!

新生児の赤ちゃんはまだ母乳を上手く飲むことができないため、時間がかかることがあります。赤ちゃんがしっかり乳頭を加えられているか、チェックしてあげましょう。さらに体勢を変えることで、飲みやすくなる場合もあります。横抱き、縦抱き、フットボール抱きなどを試してみてください。

赤ちゃんの吸う力が弱い場合は、時間をかけて練習していくしかありません。焦らずゆっくり待ってあげましょう。

さらに、母乳の量が十分で勢いよく出ていると、赤ちゃんにとって飲みづらいことがあります。赤ちゃんが授乳中、こぼしているようであれば、授乳前に少量の搾乳を行ってみると効果的です。

スキンシップ

女性

30代

授乳時間が長く、その割に体重がそんなに増えているわけではなく心配していました。どうやら甘えるためにおっぱいを求めることがあるらしく、生後2ヶ月はとくにそういう時期だと言われました。できるだけ余裕のある時間帯にゆっくり抱っこする時間を作りました。

授乳時間が長い時は、赤ちゃんがママとのスキンシップを求めている場合もあります。授乳時間が長いのではないことと、赤ちゃんが咥えている状態で母乳を飲んでいない時間や、よそ見をしている時間が長いことが特徴です。

赤ちゃんの授乳量が足りており、おしっこの回数や体重の増え方が十分な場合は早めに授乳をやめてみましょう。母乳が本当に欲しい時は、スキンシップの時間をとる前に集中して飲むようになります。

不快感をやわらげている

赤ちゃんが長く母乳を飲むのは、不快感を和らげるためである場合があります。赤ちゃんにとって、母乳を飲むことは不快感の解消と安心感につながります。不快なことがあると、授乳時間が長くなりやすいのです。

おむつが濡れていると、赤ちゃんはひどく不快感を感じます。授乳前におむつの様子をチェックしましょう。

母乳が足りていない

母乳の量が少なく、赤ちゃんが満足感を得ていないと、授乳時間が長くなることがあります。授乳期間中は水分不足になりやすく、そのため母乳の生成量が減ることがあります。水分を多めに摂りましょう。

(授乳中の水分補給に関しては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの飲み物はミルク・母乳以外でもOK?いつから?水分補給について詳しく解説!

母乳がつまっている

主婦

30代後半

私は片側だけ母乳がつまっていて、出が悪かったようです。母乳外来にいって、指摘され、マッサージなどをしてもらい、母乳が出るようになり、授乳もスムーズに進みました。自分だけでは気づけない点もあるので、病院への相談も大切だと思います。

母乳が詰まっていると、赤ちゃんにとって飲みづらく、授乳時間が長くなります。また、母乳が乳腺に詰まると、ひどい時には乳腺炎の恐れもあるので事前に対処しましょう。

左右からバランスよく飲ませることや、頻回授乳の回数を増やすことを心がけてみましょう。胸に張りや痛みを感じる場合は、食生活を和食に変えたり、医師に相談してみるといいですよ。

(授乳時間が長い時の原因と対策については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の授乳時間の目安を知りたい!時間が長い原因と対策は?

頻回授乳で母乳が出ない場合の対処法

頻回授乳を行っていても、母乳が出ない場合もあります。母乳が出ないというは、ママにとって不安ですよね。そんなときの対処法をいくつか紹介します。

睡眠時間を確保する

母乳の出が少ないと感じたときは、睡眠時間を確保するようにしましょう。母乳の生成と、母乳を押し出す際はホルモンが働いています。ホルモンの働きが悪くなったり、ホルモンバランスが崩れたりすると、母乳が出なくなるのです。

さらに、睡眠不足はホルモンバランスに影響します。授乳期間中は、なかなかまとまった睡眠時間を確保できず、疲れもたまりますよね。家族に協力してもらい、少しでも睡眠時間を増やしましょう。

ミルクの量を増やす