3歳児の身長の発達の平均は?伸びない原因は?伸ばすための食事・睡眠・遊びを紹介!

【医師監修】3歳の男の子・女の子別の身長の平均や伸び率、なかなか伸びない原因について詳しく解説します。また、3歳の男の子の身長を伸ばすために親がサポートできる《食事》《睡眠》《遊び》などもご紹介します。身長が伸びないことが気になる人はぜひ参考にしてみてください。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. 3歳児の身長の平均や伸び率は?
  2. 3歳児の身長がなかなか伸びない原因は?
  3. 3歳児の身長を伸ばすための食事
  4. 3歳児の身長を伸ばすための睡眠
  5. 3歳児の身長を伸ばすための遊び
  6. 3歳児の身長には個人差があることを忘れずに!
3歳児の反抗期の原因と対処法!男の子・女の子別に解説!体験談も

毎日同じ時間に寝て起きる習慣をつける

睡眠時間の目安は10~13時間ですが、夜寝るのが遅かったからといってその分朝遅くまで寝かせるのはよくありません。これを繰り返すと、規則正しい睡眠のリズムが身につかなくなってしまいます。たとえ、前の晩に眠りにつくのが遅かったとしても、翌朝はいつもと同じ時間に起こすのが望ましいでしょう。

3歳児の身長を伸ばすための遊び

3歳児の身長を伸ばすためにも、遊びは大切な存在です。3歳児は身長がよく伸びる時期のひとつですが、たくさん身体を動かすことにより、成長ホルモンが分泌されます。また、3歳であれば友達と遊ぶことも多いですよね。友達と身体を動かして遊ぶことは心や身体の発達にもいい影響を及ぼすでしょう。

また、日中にしっかりと身体を動かすことで、夜ぐっすりと眠ることができます。身体を動かす遊びは身長を伸ばすための成長ホルモンも分泌され、夜もすんなり眠りにつけるので、ママやパパにとっては一石二鳥でしょう。

たくさん歩く

身体を動かすといっても、まだ3歳ですのでハードなスポーツをさせるよりは歩くことから始めるのがいいでしょう。3歳の子が、ハイキングやお散歩で長距離を歩くのは案外大変なことです。普段、車や自転車の後ろに乗せて移動することが多いママは、この機会に歩くことを意識してみてくださいね。

どんなことにも興味深々の3歳児にとって、何気ないお散歩でも楽しいはずです。

ジャンプ・のぼるなどの動きをする

3歳であれば一緒に散歩しているときに、ふと道路の石段に上ってみたり、水たまりをジャンプしたりできる年齢ですね。遊びへの興味がつきない3歳児は、日々たくさんのことに関心をもっています。そういった日常の動作を大事にしましょう。ただ、ちょっと目を離したすきにケガをしてしまうこともありますので、ママやパパが目を離さないように気をつけましょう。

(3歳に最適な自転車については以下の記事も参考にしてみてください)

3歳に最適な自転車は?上手な選び方と補助輪付きおすすめ15選

体操する

3歳児が身体を動かせる遊びは、外遊びだけではありませんよ。季節によっては雨が続く時期もありますよね。また、夏の暑すぎる日は熱中症の危険もあるので外遊びができないと嘆くママも多いでしょう。そういったときは、室内で音楽に合わせて踊ったり体操をするなどの遊びをしましょう。

自治体によって子供の遊び場として体育館などが用意されているところもありますので、確認してみるといいでしょう。ほかの子供と接することは、身体の発達だけでなく心の発達にもつながりますよ。

子供が興味を持つ遊びを見つける

3歳児は好奇心旺盛で遊びが大好きな子が多いですが、なかにはそれほど身体を動かす遊びが好きでない子もいます。そういう子には無理やり運動させるのは逆効果です。ますます、運動が嫌いになってしまうでしょう。3歳の子供が好きなものには個人差があります。自分の子が無理なく遊べる、または興味をひくような遊びをみつけてあげましょう。

(3歳児の成長を促す遊びについては以下の記事も参考にしてみてください)

【動画】3歳児の成長を促すおすすめの遊び15選!外・室内・工作など

3歳児の身長には個人差があることを忘れずに!

男の子でも女の子でも、3歳児の身長には個人差があります。平均身長も目安でしかありませんので、あまり気にしすぎない方がいいでしょう。どうしても気になるときは、子供とたくさん遊んだり、美味しく食べることができるご飯を作ってあげるなどの工夫をしてみてくださいね。

新井昇子

小児科医

初めてのお子様ですと、いろいろなことが心配になるかもしれませんね。 子供の成長は一点だけをみて評価するものではないので、間隔をあけて成長の様子を見ることが基本です。 健診では必ず身長体重が成長曲線に沿っているかをみますが、平均かどうかは重要ではないので私はあまり言及しません。 食べる量も、睡眠も遊びも個人差のあるものですので、ここに書いてあることは参考程度に見て、目の前にいるお子様の変化を毎日感じてあげてください。そんな中で気になることなどあれば、小児科にご相談ください。