授乳中にカフェインはNG?コーヒーを飲むコツは?許容量や母乳への影響を解説

【医師監修】授乳中は、コーヒーなどに含まれるカフェインが赤ちゃん・母乳へ与える影響、1日の許容量の目安や、コーヒーを飲むコツ・タイミングが気になるところです。カフェイン含有量が多く注意すべき飲み物・食べ物や、カフェイン含有量の少ないおすすめのものを知りたいママも多いですよね。今回は、授乳中でも気にせず飲めるカフェイン含有量が少ないコーヒー10選も紹介します。

( 4ページ目 )
Contents
目次
  1. 授乳中のカフェイン摂取はNG?
  2. 授乳中にカフェインが赤ちゃん・母乳へ与える影響は?
  3. 授乳中のコーヒーの1日の許容量はどれくらい?
  4. 授乳中にコーヒーを飲んでた?【先輩ママの体験談】
  5. 授乳中にコーヒーを飲むコツ・タイミングは?
  6. カフェイン含有量が多く注意すべき食べ物・飲み物は?
  7. カフェインの含有量が少ないオススメの食べ物・飲み物は?
  8. 授乳中でもコーヒーが飲みたい…!カフェイン含有量が少ないコーヒー10選
  9. 正しい知識があれば授乳中でもコーヒーが飲める!

コーヒーや紅茶など、カフェインが含まれている飲み物として有名なものは事前に注意できます。ただ、意外とカフェインが含まれていると知られていない食材も存在しています。

カフェイン含有量が高く、育児中気をつける必要がある食べ物や飲み物について紹介します。

栄養ドリンク

疲れているとついつい栄養ドリンクやエナジードリンクを手に取ってしまう人も多いですよね。特に育児はとても体力を使います。育児中、踏ん張りが効かなくなってきたときなど、栄養ドリンクの力を借りたくなるものです。ただ、一般的な栄養ドリンクには高確率でカフェインが含まれているのです。

市販のメジャーな栄養ドリンクは、平均的に100mlあたり50mg程度のカフェインを含んでいます。これはコーヒーに比べると若干低くはありますが、気にした方が良いレベルの量であることは確かです。その日コーヒーなど他のカフェイン含有飲料を飲んだ場合は、栄養ドリンクを追加することでカフェインの過剰摂取にもなりかねません。

また、エナジードリンクと呼ばれる缶タイプのものの中には、1本で150mgものカフェインを含んでいる種類もあります。その場合は1日の許容量をほとんど占めてしまうことになりますので、表示をよく読み選ぶようにしましょう。

コーラ

喉が渇いたときに無性に飲みたくなることがあるコーラですが、実はコーラにもカフェインが含まれています。100mlあたりのカフェイン量はコーヒーの方が6倍も多いですが、コーラはコーヒーと違って量を飲んでしまいがちです。500mlのペットボトルを1本丸ごと飲んだ場合は、カフェインの摂取量が50mgとなります。栄養ドリンクと同様に、他でもカフェイン摂取している場合は要注意です。

育児中に暑い季節を迎える場合、コーラをがぶがぶ飲みたい衝動に駆られることもありますよね。飲み方には少し気をつけないといけませんね。

チョコレート

育児中は疲労や体力の消耗で甘い物が食べたくなることも多いです。中でもチョコレートに癒やしを感じる人は少なくありません。しかしチョコレートにもカフェインが含まれているのです。

ベーシックなミルクチョコレートのカフェイン含有量はあまり気にするレベルではありません。ただ、近年人気を集めているカカオ高配合のチョコレートには少し注意する必要があります。カカオ70%など、カカオ成分が高濃度で含まれているチョコレートは、その濃度が上がるにつれカフェイン含有量も増えるのです。

普通のミルクチョコレートは板チョコ1枚を食べても、カフェイン量は微々たるものです。ただ、ハイカカオの板チョコ1枚分はコーヒー1杯分に匹敵します。甘さも控えめな分、通常のチョコレートよりヘルシーな気がしてハイカカオタイプを選ぶ人も多いですよね。カフェインという観点からは注意の必要な食べ物と言えますね。

カフェインの含有量が少ないオススメの食べ物・飲み物は?

要注意の食べ物・飲み物について紹介しました。逆にカフェインが少なく、育児中も気軽に取り入れられる食べ物や飲み物にはどんなものがあるのでしょうか。

カフェインの量ばかりを気にするして生活するのも疲れますよね。気にせず摂取できる食材をいくつか覚えておくと、育児生活のストレスが少し減らせます。次は、おすすめの食べ物・飲み物について紹介します。

(ノンカフェインドリンクについては以下の記事も参考にしてみてください)

スタバのノンカフェイン・デカフェドリンク徹底まとめ!カスタマイズも!

カフェオレ

カフェオレはコーヒーの仲間ではあります。しかし、カフェオレはコーヒー自体の使用量が少ないので、自ずとカフェインの摂取量も減らせます。いつものカップの半分を牛乳にするだけでカフェインが半分になります。牛乳をプラスすることで、コクも出て飲み応えが格段に増すので、満足感も維持できておすすめです。

ハーブティー

紅茶のカフェインを気にしている方は、紅茶の仲間であるハーブティーを試してみるのもおすすめです。ハーブティーは大半がローカフェインもしくはノンカフェインの飲み物です。アイスでもホットでもおいしく飲めるものが多いのも嬉しいポイントと言えるでしょう。味のバリエーションも豊富なので、飽きずに色々試せますよ。

ただ、かなりたくさんの種類が存在するため、場合によっては体質に合わない効能を持ったものもあるかもしれません。表示をよく読んで選ぶようにしましょう。