粉ミルクはアレルギーに要注意!赤ちゃんに出る症状は?原因・対処法も紹介!
【医師監修】粉ミルクでアレルギー症状が出てしまう赤ちゃんがいます。この記事では、粉ミルクのアレルギーの症状をはじめ、粉ミルクアレルギーになってしまう原因や対処法を紹介します。また、粉ミルクのアレルギーを予防する方法や、アレルギー専用の粉ミルクも紹介します。
粉ミルクのアレルギー症状って?
ミルク育児や混合育児の赤ちゃんには、粉ミルクは欠かせない栄養源です。母乳育児のママでも、薬を飲んでいるときや家族に預けるときなどに粉ミルクは活躍しますよね。しかし、赤ちゃんが粉ミルクを飲むことでアレルギー反応を起こしてしまうことがあるのです。では、粉ミルクでアレルギー反応が起こると、どのような症状が起こるのでしょうか。
(赤ちゃんのアレルギーについては以下の記事も参考にしてみてください)
湿疹やじんましんが現れることも
粉ミルクを飲んだことで起こるアレルギー反応として、湿疹やじんましんの症状が現れることがあります。赤ちゃんの肌に赤い湿疹やじんましんができ、かゆみを伴うこともあります。粉ミルクを飲んでいる最中やミルクを飲んだ直後に、アレルギー反応が起こって症状が現れるということはあまりありません。
粉ミルクを与えてから時間が経った後の赤ちゃんの様子には注意しましょう。
新米ママ
20代後半
母乳育児だったけど、体重が思ったように増えてなかったから、粉ミルク足して混合育児にすることに。おいしそうに粉ミルク飲んでたのに、飲んだ5分後くらいに身体を動かしてかゆそうにしだして、背中かゆいのかなって呑気なこと考えてたら、10分後には口の周りが真っ赤!
よくみると首の方まで湿疹が出てて…びっくりして小児科連れてったら粉ミルクが原因でアレルギー症状が出てたの。
月齢が低い赤ちゃんは、自分でかゆい場所をかくのは難しいですよね。粉ミルクを飲んだ後に、体を動かしてかゆそうにしている場合は注意が必要でしょう。
下痢や下血の症状が多い
粉ミルクのアレルギー反応で起こる症状で一番多いのは、慢性的に起こる下痢や下血です(※1)。下血とは肛門から血液が出る状態を言います。粉ミルクをしっかり飲んでいるのに体重が増えず、下痢を繰り返す場合はアレルギー反応による症状と考えられるでしょう。便に血液が混じっている場合も注意が必要です。
アレルギー反応が強い場合はアナフィラキシーショックの症状が起こる可能性も
粉ミルクで起こるアレルギー反応が強い場合は、アナフィラキシーショックの症状が起こる可能性もあります。アナフィラキシーショックとは、アレルギー反応により急激に血圧が低下して、意識を失ってしまったり、呼吸困難を引き起こす危険な症状です。
先輩ママ
30代
粉ミルクを与えて30分後くらいに急に機嫌が悪くなって。眠いのかなと思って抱っこしてあやしてたら、みるみる顔に赤い湿疹が!そうこうしているうちに、ぜーぜー言い出して。これはやばいと思ってすぐに救急に連れてったら粉ミルクが原因で強いアレルギー症状が出たみたい。
粉ミルクを与えた後に、これまでに紹介したアレルギー症状とあわせて、喘鳴(ぜーぜーする)の症状が起こることもあります。
粉ミルクアレルギーを発症する期間は?
粉ミルクアレルギーを発症した赤ちゃんの半数以上が、生後3ヶ月以内に発症しています(※2)。その中でも生後2週間~生後6週間頃に発症することが多いでしょう。
粉ミルクにアレルギーを発症する原因は?
粉ミルクが原因でアレルギー反応が起こることを「新生児・乳児消化管アレルギー」と言います。また、食物アレルギーには、原因となる物質を摂取後すぐにアレルギー反応が起こる即時性のものと、遅れて起こる非即時性ものがあります。粉ミルクアレルギーは非即時性です。では、粉ミルクを飲んでアレルギーを発症する原因は何なのでしょうか。
(粉ミルクや母乳が原因の症状については以下の記事も参考にしてみてください)
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