授乳姿勢・抱き方のコツ!赤ちゃん・ママが楽になる方法で母乳をあげよう!
授乳姿勢にこだわるメリットをはじめ、赤ちゃん・ママが楽になる授乳姿勢・抱き方などを紹介していきます。間違った授乳姿勢を続けていると生じる乳腺炎などのリスクや、正しい授乳姿勢かどうか判断できるチェック項目も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
授乳姿勢にこだわるメリットは?
母乳にまつわるママの悩みと言えば量についての心配がよくありますが、授乳による肩こりなどに悩まされるママも少なくありません。授乳の時の姿勢について意識していますか?授乳姿勢が崩れていることが肩こりや腰痛の原因になる可能性があります。授乳姿勢を意識することで、これらの負担を軽減することができますよ。
赤ちゃんが生まれてから乳離れするまでの授乳の時間は、意外と長いものです。たとえば、生後5ヶ月まで完全母乳で育てた場合、1回の授乳時間が10分だとしても、150時間程度は赤ちゃんを抱っこして授乳していることになります。
これだけ長い間姿勢が崩れた状態で赤ちゃんを抱っこしていれば、肩や腰、首などを痛めてしまう可能性は十分にありますよね。
(母乳育児のメリットについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃん・ママが楽になる授乳姿勢・抱き方6つ!
赤ちゃんやママが楽になる授乳姿勢・抱き方を6個紹介します。ママにも赤ちゃんにも好みの姿勢がありますので、自分に合う姿勢を探してみてくださいね。
(赤ちゃんの抱っこの仕方については以下の記事も参考にしてみてください)
1. 交差横抱き(クロスクレードル)
ママの腕を交差して、授乳をする方のおっぱいと向かい合うように赤ちゃんを抱っこするのが交差抱きです。
交差横抱きをする場合、まず授乳する乳房と逆側の手で赤ちゃんの背中から頭を支え、ママのお腹と赤ちゃんのお腹が向かい合うように密着することがポイントです。その状態で赤ちゃんの鼻が乳首と向かい合うようにしましょう。
赤ちゃんが乳首を口に含むのが簡単そうなら、良い姿勢をとれているということです。前かがみになると腰痛の原因になってしまう可能性があります。前のめりにならないように気を付けながら赤ちゃんを抱っこしてみてくださいね。
2. 横抱き(クレードル)
横抱きは、交差横抱きと似た授乳姿勢です。しかし、横抱きの場合はおっぱいを吸うのと同じ方向の腕で赤ちゃんの頭を支えます。ここが横抱きと交差抱きの大きな違いでしょう。肘を軽く曲げた腕の上に赤ちゃんを休ませ、赤ちゃんとおっぱいが向かい合うようにします。赤ちゃんが頭を横に向けなくても良いように、体全体を横向きにしてあげてくださいね。
3. フットボール抱き
フットボール抱きは、おっぱいが大きいママや帝王切開で出産をしたママにおすすめの授乳姿勢です。授乳するおっぱいの方にクッションやまくらを置き赤ちゃんをのせたあと、小脇に抱えるように赤ちゃんを抱きます。授乳する側の手で赤ちゃんの背中から頭を支えてあげてくださいね。
4. 添い乳
添い乳は、体を横にして授乳する授乳姿勢です。帝王切開をしたママや、体調が優れないママにもおすすめできますよ。添い乳をする場合は、まず枕やクッションでママの頭を高く固定し、首などが疲れないように調節しましょう。
次に、赤ちゃんの体全体を横に向け、赤ちゃんのお腹とママのお腹が向かい合うようにします。赤ちゃんの口が乳首と同じ位置に来るようにすることがポイントです。赤ちゃんの位置を安定させるだけで、誰でも簡単に授乳姿勢を整えることができますよ。
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