新生児がうなる!うなりの原因と対処法まとめ!

【医師監修】我が子がうなる姿を見ていると、どうしてなのか、どうしたらいいのかと不安になりますよね。実は新生児のうなりにはママと赤ちゃんに、より良いサイクルを与えてくれるヒントが隠されています。そんな新生児や赤ちゃんの、うなる理由と対処法を分かりやすくご紹介します。

専門家監修 | 小児科医 マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、...
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています。

目次

  1. 親にとっては心配!新生児のうなる姿
  2. 原因その1.新生児はガスが溜まってうなる
  3. 原因その2.新生児はミルクの飲みすぎでうなる
  4. 原因その3.新生児はうんちでうなる
  5. 原因その4.赤ちゃんはミルクへの不満でうなる
  6. 原因その5.適温ではないとうなる
  7. 原因その6.新生児が寝ないでうなる
  8. 原因その7.赤ちゃんは退屈でうなる
  9. うなる声は赤ちゃんの個性の主張!

親にとっては心配!新生児のうなる姿

赤ちゃんの可愛く漏らす声や泣き声と違って、我が子が辛そうにうなる姿やいきむ様子を見ると「何かの病気かしら」と親として心配になりますよね。実は新生児のうなる行為はその子によって各々異なります。声もアクションも、そのタイミングも赤ちゃんによりそれぞれです。

新生児のうなる行為は、医学的に完全には解明されていないものの原因はしっかりとあります。その原因と対処方法を知っておきましょう。

マキ先生

小児科医

うなりの原因と対処法まとめ!のコメント医師に相談する際には、唸り声や体の動きは口では説明しづらいので、スマホなどで動画を撮って見せるといいです。便利な世の中になりましたね。

原因その1.新生児はガスが溜まってうなる

大人もそうであるのと同じで、新生児の赤ちゃんもガスがお腹に溜まると苦しくてうなることがあります。実際にいきむようにうなる声が心配で小児科に駆け込む新生児の大半は、このガス溜まりが原因です。うなることで「お腹がパンパンに張っていて苦しいよ」とママにアピールをしているのですね。

新生児にガスが溜まる理由

ガスのもとは口から飲み込まれた空気が原因です。大人の場合、ガスが溜まりやすい体質や病気、炭酸飲料の飲みすぎ、食べ物によってお腹の張りに変化が出ますが、新生児の場合はミルクを飲むときに一緒に飲み込んだ空気が大きな原因となります。

空気がガスやゲップとして体外に出るのは約10%で、それ以外のほとんどは消化されるときに血液に吸収され、肺を経て、息に混ざって排出されます。しかし赤ちゃん、特に新生児はまだ消化器官が未発達のため、飲んだ空気も消化不良となりやすく、ガスが溜まってしまうのです。

新生児のガスの解決方法1.ゲップをさせる

ゲップのもともガスと同じく飲み込んだ空気のため、ゲップがしっかりと出ていれば、ガスが溜まる原因の解消になります。日齢に対する平均体重と比べ小さめの子は赤ちゃんの顎をくっと上げることで、日齢に対する平均体重と比べ大きめの子は持ち上げて背中をぽんぽんしてあげることで、ゲップを出してあげやすいです。

ゲップがなかなか出ないと、どこか病気かなと疑いたくもなりますが、大人にもゲップのよく出る人とあまり出ない人がいるように、赤ちゃんにもゲップの上手な子とそうでない子がいます。

あまり神経質にならず5分ほどしても出ないようならば、丸めた布団や枕などで赤ちゃんを右に向かせるように寝かせてあげてください。右を下にすることで消化も良くなり、万が一寝ているときに吐いてしまった時の対策にもなります。

新生児のガスの解決方法2.ガス抜き体操

新生児のいきむ様子やうなりがひどかったり、お腹がパンパンに張っているようならば、おならとして出しやすくするための体操をしてあげましょう。大人が運動不足で腸の働きが弱まりガスが溜まってしまうのと同じで、新生児は自分で寝返りさえうてず、ずっと同じ体勢のため腸も動かずガスが溜まってしまうのです。

両脚を軽く持ち、自転車をこぐように足を動かしたり、左右に向かせたり、腸を動かすイメージで体操をさせてみてください。ただ、新生児の脚を無理に引っ張ったりするのは禁物です。自然の脚の形のМ字は崩すことなく、動かしてあげてください。

本来は匂いのないはずの新生児のオナラが臭ければ、便秘気味の合図です。便秘もうなる原因のひとつですので解消してあげましょう。

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