育児放棄(ネグレクト)の種類別の実例や、原因・対処法は?子どもへの影響についても解説

育児放棄(ネグレクト)とは、保護者が育児をせずに子供をほったらかしにする状態のことで、児童虐待の一種です。この記事では、育児放棄の種類・実例や、育児放棄に陥いるきっかけや理由・原因・対処法を解説します。子どもへの影響や、体験談もご紹介します。

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Contents
目次
  1. 育児放棄(ネグレクト)とは?基準は?
  2. 育児放棄の種類・実例は?
  3. 育児放棄に陥るきっかけや理由は?貧困が原因?
  4. 育児放棄が子どもに与える影響は?
  5. 育児放棄(ネグレクト)の兆候がある場合の対処法
  6. 育児放棄したくなったら第三者に相談しよう!

子どもに愛情を持って接していくためにも、利用できるサービスは積極的に活用して、適度に息抜きの時間を設けましょう。

児童相談所やチャイルドラインに連絡する

育児放棄の疑いがある子どもを見つけた場合は、児童相談所全国共通ダイヤル「189番」に通告しましょう(※3)。育児放棄から早く子どもを救わないと、心身に致命的なダメージを与える場合があり死に至る可能性もあります。行政機関が育児放棄の防止に向けた活動をするためにも、速やかな通告が必要です。児童虐待防止法ではすべての国民に通告の義務を課しています。

自分は育児放棄されているかもしれないが、どうすればいいかわからないという子どもは、チャイルドラインに頼ってみましょう。チャイルドラインとは、18才までの子供のための相談先です。周りに相談する相手がいない、知人には相談したくないという場合におすすめです。ネットでも電話でも相談可能なので、少しでも悩みがあれば気軽に相談してみましょう。

育児放棄したくなったら第三者に相談しよう!

育児放棄をしてしまいそうな時は、周囲に相談するようにしましょう。育児は思い通りにならないことが多く、今までと違う環境にストレスを感じることも多いです。また、睡眠不足や仕事をしながらの子育てなどで体力的にも辛いと感じることもあるでしょう。

育児放棄は虐待の一種で、育児放棄をすることによって赤ちゃんの心身に深刻な影響を与えてしまいます。精神的に追い詰められそうになったら、第三者に相談することで不安を取り除くことができます。悩みがあるときは、1人で抱え込まないようにしてくださいね。