小学生の睡眠時間の平均は?成績・身長を伸ばす理想の就寝時間は?
【医師監修】成長途上の小学生の睡眠時間はどれくらいが望ましいのでしょうか?小学生の平均睡眠時間、理想の睡眠時間と起床・就寝時間、さらに睡眠不足による心身や学力への影響、睡眠の質を上げる方法、就寝が遅くなる時の対処法などについて説明します。参考にしてください。
- 小学生低学年の平均睡眠時間は9時間
- 高学年は平均睡眠時間8時間
- 小学生の理想の起床・就寝時間は?
- 小学生の睡眠時間は学力・身長に影響
- 小学生の睡眠時間は成長ホルモンに影響
- 小学生の睡眠時間は性ホルモンにも関係
- 小学生の睡眠時間は心身の安定に大切
- 小学生の睡眠時間不足は学力に悪影響
- 小学生の睡眠時間不足は集中力にも悪影響
- 小学生の睡眠時間不足は栄養面にも悪影響
- 小学生の睡眠時間不足は体調も崩しやすい
- 小学生の睡眠時間のアンケートをみてみよう
- 小学生の睡眠時間は8〜9時間
- スマホ、小学生の睡眠時間に影響
- 睡眠時間不足はイライラしやすい
- 小学生の睡眠の質を上げる方法は?
- 小学生の睡眠時間、午後10時以降は成長タイム
- 習い事や塾で就寝遅くなるにどう対処します?
- 小学生の睡眠時間は十分に取りましょう
成長ホルモンと同様に睡眠時間によって分泌量が変化すると考えられているのが、性ホルモンです。性ホルモンとは子供の心の成長に関わるホルモンで、睡眠不足になることで分泌されやすくなるといわれています。性ホルモンが分泌されやすくなると、思春期が始まるタイミングも早まることが考えられます。
早くから胸がふくらんだり初潮が早まる場合もあるので、正常に成長するためにも睡眠不足にならないことはとても大切です。
小学生の睡眠時間は心身の安定に大切
パート
30代
小学生の子供が不機嫌でイライラしてるなーと思うときは、決まって睡眠時間が足りてないときでした。十分に睡眠時間がとれてないと、本当に子供はキレやすくなります。こっちまでイライラしてしまうので、睡眠時間はしっかりとらせるよう意識しています。
小学生の子供が睡眠不足になると、情緒不安定になりやすいという傾向もあります。睡眠時間は、心身をリラックスさせるための大切な時間です。その時間が平均的な時間よりも短くなると、心や体が休めず興奮状態が続くことになるのです。興奮状態が続くと、イライラしやすくなったりキレやすくなったりすることが考えられます。
小学生の睡眠時間不足は学力に悪影響
小学生の子供の睡眠時間が平均よりも足りない場合、学力の面でも悪影響を及ぼすことが考えられます。小学生の子供は、その日学習したことを睡眠時間をつかって知識として定着させていきます。
学力をアップさせるためには、学んだことを自分の知識にすることが大切ですよね。この定着させる作業は、成長ホルモンが分泌されたあとに活発に行われることがわかっています。
そのため、睡眠不足になると知識として定着させることができず、せっかく勉強したことも忘れやすくなってしまうのです。子供の睡眠不足は、学力面でも多大な悪影響を与えることになってしまうため注意しましょう。
小学生の睡眠時間不足は集中力にも悪影響
パート
40代
うちの小学生の子は、寝るのが遅くなると絶対次の日に悪影響があります。授業に集中できないのか、ノートをチェックすると明らかにやる気のない文字で…。小学生の子供には、やっぱり睡眠時間を十分にとることが大切だなって思います。
小学生の子供が睡眠不足になると、集中力が続きにくいという悪影響もあります。睡眠時間が足りないと、授業中や勉強中に眠くなり集中して勉強することができなくなります。そのため、学力面でも悪影響となってしまうのです。集中力を高め、学力アップを狙うためにも、まずは睡眠時間をしっかりとることが大切です。
(子供の集中力については以下の記事も参考にしてみてください)
小学生の睡眠時間不足は栄養面にも悪影響
パート
30代
うちの小学生は、睡眠時間が足りてないと朝ごはんを食べられません。早く寝てパッと起きた日は朝から食欲もしっかりあるけど、寝るのが遅くなった日は本当に食べられません。栄養をとらせるためにも、早寝早起きは本当に大事だなって思います。
睡眠時間は、体の代謝が促進され細胞が新しくなっていく時間でもあります。代謝が促進されると、それだけ食欲もアップし栄養もしっかり吸収しやすくなります。
しかし、小学生の子供が睡眠不足になってしまうと、代謝が悪くなることで食欲も減退し栄養を十分に摂取できなくなる可能性が考えられるのです。小学生の睡眠不足は、学力面だけでなく栄養面に悪影響を及ぼす可能性もあるため十分注意しましょう。
小学生の睡眠時間不足は体調も崩しやすい
小学生が睡眠不足になると、自律神経のバランスが崩れ免疫力も低下しやすくなります。免疫力が低下すると、それだけ風邪をひきやすくなり悪化しやすい状態となってしまうのです。
また、寝る時間が遅くなると心身にストレスがたまりやすくなります。ストレスは体調を崩す原因の1つです。小学生にとっては大きな悪影響が考えら、学力低下も心配されます。
さらに、自律神経のバランスが崩れると血圧や血糖値も上がりやすくなります。小学生にとっても、血糖値の高い状態が長く続くことはとても危険です。糖尿病や生活習慣病などのリスクも高まるため、睡眠不足には十分注意しましょう。
小学生の睡眠時間のアンケートをみてみよう
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