小児科を受診するのは何歳まで？医師が考える目安は？内科に移るタイミングを解説！

赤ちゃんや小さな子どもは基本的に小児科に通いますね。しかし、子どもが小学校に上がるくらいの年齢になると、いつまで小児科を受診して良いのか気になってしまうママが多いでしょう。

小児科を受診できる年齢は公式には決められていません。ただ、ほとんどの小児科では15歳までとしています。もちろん病状などによっては、15歳を過ぎてもそのまま小児科を受診するケースもありますよ。（※1）

病院によっては高校生くらいまでは診てくれるところもあるでしょう。厳密に年齢が決められていないため、個人病院ではパパやママ、兄弟を一緒に診てくれるケースもあります。一概に「小児科は何歳まで」と言えないのが現状です。

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何歳までの子どもが小児科を受診してよいのか、医師の考えが気になってしまうママは多いでしょう。以下から、小児科を受診するのは何歳までかについて小児科医と内科医の意見を見てみましょう。

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子どもが15歳までは小児科を受診した方がよいと考えている小児科医が多いようです。乳児・幼児の頃からの病歴を知っている小児科医に診てもらった方が、親としても安心できますね。

小児特有の病気でない限り、子どもの受診が可能な内科は少なくありません。ただ、できる処置が限られるので、症状が重い場合は小児科を受診することが推奨されています。

ちなみに、内科医を対象に行なった調査では、12歳（中学校入学）ごろに小児科から一般内科へ移行すると良い、と答えた医師が約4割程度となっています（※1）。早めに移行したいのであれば、12歳頃から内科を受診し始めても良いでしょう。

内科の分野の1つとして発展したのが小児科です。分野的に差はなく、診療内容にも大きな違いはないとされています。ただ、小児科では子ども特有の病気に対して適切な治療を受けることができます。子ども特有の病気はたくさんあるので、大人を診てくれる小児科はあっても、乳児や幼児など子どもの診療を行っている内科は少ない傾向にありますよ。

また、同じ病気でも、子どもと大人で治療方法や薬の処方が違うことがあります。小児科と内科の違いに悩んだ時は、より子どもに適した治療を行えるのが小児科だ、と考えるとよいでしょう。

「内科・小児科」「小児科・内科」など病院によって診察できる科の表記の順番が違いますね。この場合、最初に表記している科目が専門となります。特に乳児や幼児など小さな子どもを受診させる時は、小児科の専門医に診てもらった方が安心できますよ。

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