授乳中にチョコレートはOK?母乳への影響は?上手に食べるコツも!

【医師監修】授乳中、食べるものに気をつかうママは多いですよね。今回は授乳中のチョコレートが母乳・赤ちゃんに与える影響について、くわしく見ていきましょう。授乳中にチョコレートを食べるコツ・注意点、どうしても食べ過ぎてしまう人への対処法も参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. チョコレートの成分や栄養分は?
  2. チョコレートに含まれるカフェインが母乳に与える影響は?
  3. 授乳中のチョコレートは赤ちゃんが『乳児湿疹』になる可能性も?
  4. 授乳中にアルコール入りチョコレートは厳禁?
  5. 授乳中にチョコレートを食べるコツ・注意点
  6. 授乳中にどうしてもチョコレートを食べ過ぎてしまう人への対処法
  7. 授乳中のチョコレートは程よく楽しもう!

1日分のチョコレートを小分けにする

板チョコ1枚を手に持っていると、つい全部食べてしまう可能性がありますね。一口チョコの大袋も、つい食べ過ぎることが考えられます。1日分のチョコレートを小分けにしておくことが大切です。1日に食べる分をあらかじめ小分けにしておけば、食べたい気持ちをセーブできるでしょう。

どうしても我慢できずに次の日の分まで食べてしまった場合、次の日はチョコレート以外のおやつを食べてくださいね。

チョコレートを食べる時間を決めよう

授乳中にチョコレートを食べるなら、食べる時間を決める重要です。食べたいと思った時に食べるスタイルだと、知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまう可能性があります。昼前に食べる、3時のおやつの時間に食べる……など、チョコレートを食べる時間を自分の中で決めておくと食べすぎを防げますよ。

準チョコレート菓子で代用してみよう

準チョコレート菓子は、カカオの量が少ないチョコレート菓子のことです。カカオの量が少なければ、それだけカフェイン摂取量を減らすことができますね。

パイ生地やクッキーなどをチョコレートでコーティングしてあるようなお菓子は「準チョコレート菓子」として販売されていることが多いです。お菓子を購入する時、成分表示の「名称」を確認してみてくださいね。

チョコレート以外のお気に入りのおやつを探してみよう

チョコレートに含まれるカフェインや脂質が気になるママは、チョコレート以外にお気に入りのおやつを探してみると良いでしょう。授乳中はビタミンや鉄分が不足しがちので、果物やドライフルーツ、ナッツなどで栄養を補っても良いですね。

洋菓子よりも和菓子の方が低カロリーでお腹に溜まりやすいので満足度が高いですよ。小豆には血流を促す働きがあるので、血流が悪いことが原因で母乳不足になっているママは、小豆を使用した和菓子を食べましょう。

ただし、和菓子も洋菓子と同じでたくさんの砂糖が使われているので、あまり食べすぎないように気を付けてくださいね。

チョコレートの買い置きを減らそう

「食べたい」と思った時に家にチョコレートの買い置きがあると、つい食べてしまいますね。チョコレートの買い置きを減らせば、チョコレートの食べ過ぎを防げますよ。その日に食べる分だけ買う習慣を付けても良いですね。

食べる以外のストレス発散方法を探そう

チョコレートなど、ハイカロリーなお菓子を食べることでストレスを発散している人もいますね。食べる以外のストレス発散方法を見つけないと、どんどん太ってしまいます。友達とのお喋りや軽い運動など、食べること以外の自分に合ったストレス発散方法を見つけることをおすすめします。


(育児中のストレス発散方法については以下の記事も参考にしてみてください)

育児ストレスの解消法を紹介!~症状や発散の仕方を考えてみる~

授乳中のチョコレートは程よく楽しもう!

カフェインが含まれているので、授乳中のママがチョコレートを食べる時は「1日に板チョコ半分まで」など食べる量をしっかり決めると良いでしょう。どうしても甘いものをたくさん食べたい時は、和菓子やドライフルーツなどを、栄養バランスを考えて食べるようにしてみてくださいね。