離乳食2ヶ月目の進め方は?量・固さ・時間を実際のスケジュール&メニュー実例で解説!

【医師監修】離乳食2ヶ月目の2回食の量・固さ・時間など進め方を徹底解説します。離乳食2ヶ月目の2回食のタイムスケジュールやメニューの実例、進めるポイント・注意点や、食べない時の対処法は必見です。先輩ママの体験談も参考にしてみてくださいね。

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 離乳食2ヶ月目は2回食を始めるタイミングは?
  2. 離乳食初期2ヶ月目の量・時間など、進め方は?
  3. 離乳食2ヶ月目の1日のタイムスケジュール
  4. 離乳食2ヶ月目のメニュー実例
  5. 離乳食2ヶ月目のポイント・注意点
  6. 離乳食2ヶ月目に赤ちゃんが食べない時はどうする?
  7. 離乳食2ヶ月目は赤ちゃんの様子を見て進めよう!

授乳と離乳食の時間の目安

授乳を6時・10時・14時・18時・22時にあげている場合、10時と14時の授乳の時間に離乳食もあわせてあげてみましょう。午前の離乳食から4時間あいていれば満腹で食べられないということも少なくなりますよ。

ただし、これはあくまで時間の目安なので、進め方は生活のスタイルや赤ちゃんの機嫌にあわせて工夫してみてくださいね。時間帯を決めることで規則正しい離乳食ができます。忙しい時間帯は避けながら離乳食の2回食を続けていくことが大切です。

主婦

30代

もしもアレルギーが出たら怖いので離乳食は朝と昼にあげていますよ。病院が診察をしてくれる時間に離乳食をあげることも大切だと思います。それと、2回食になると食べないことも多々出てきます。そんな時は臨機応変に離乳食の時間を変更していますね。

決まった時間の食事を心がけたいですが、忙しい家事でスケジュールが乱れることもあるでしょう。もし、スケジュールが乱れやすいと感じることが多い場合はママが2回食をあげやすい時間に変更してみましょう。

(外出時の離乳食については以下の時期も参考にしてみてください)

離乳食は外出時どうする?持ち運びの季節別の工夫&注意点や便利なグッズも紹介!

離乳食2ヶ月目のメニュー実例

離乳食初期とくらべて離乳食2ヶ月目には食べられる食材が増え、多くの栄養を摂ることができます。離乳食2ヶ月目に食べられる食材は、炭水化物ではスパゲッティ・マカロニです。また、野菜ではピーマン・アスパラガス・さやえんどうなど、果物ではぶどう・みかんなども食べることができます。

献立としての組み合わせも幅が広がり、赤ちゃんにとっても新しい味と出会う機会の増える時期でしょう。食べられる範囲が広がることで好き嫌いから食べない食品も出てくるかもしれません。以下に、メニューの実例を挙げていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

簡単で栄養満点メニュー例

食材の味を活かして作るメニューを紹介します。お粥・パン・パスタを使って栄養バランスを考えながら、美味しく食べられる献立を決めていきましょう。どの食材も舌で潰すことができるよう、豆腐ほどの柔らかさを目安に調理してくださいね。

●お粥+豆腐の裏ごし+りんごとさつまいもとろとろ煮
●キャベツミルク粥+にんじんポタージュ+バナナのすりつぶし
●パン+カリフラワーとおいものスープ+白菜と大根のそぼろ煮
●茹でて細かくしたスパゲティ+白身魚のとろとろ煮+かぼちゃのプリン
●お粥+枝豆と豆腐あえ+すりおろしりんごヨーグルト
●パン+鳥ひき肉と野菜のスープ+さつまいものとろとろ煮
●にんじんとキャベツのお粥+白身魚と納豆の海苔あえ+かぼちゃの裏ごし

茹でるだけでなく、裏ごしや潰すなどして離乳食の柔らかさを調節していきます。食材の組み合わせの栄養バランスを確認しながら献立スケジュールを立てて、離乳食2ヶ月目を乗り切りましょう。

保育士

20代

市販のベビーフードに頼っていますね。全て手作りで作っていると時間もかかるし、食べないときのショックが大きい。市販のベビーフードも信頼できるものを選んで使っていますよ。2回食になると忙しいので市販のものも合わせた離乳食の進め方がいいと思います。

2ヶ月目の離乳食は回数が増えることでママの負担も大きくなります。すべてを手作りしようと考えずに手軽に与えることができる市販のベビーフードもあわせて使ってみましょう。無理のない2ヶ月目の離乳食作りでストレスを減らすことが大切です。

(離乳食のヨーグルトについては以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食のヨーグルトの進め方のコツや量、効果は?いつから?体験談あり

離乳食2ヶ月目のポイント・注意点

離乳食初期とくらべて2ヶ月目ならではの進め方があり、注意しなければいけないポイントも離乳食初期とは異なります。お粥だけだった離乳食初期とは違うメニュー作りに苦戦するママもいることでしょう。ここでは、2ヶ月目ならではの離乳食の進め方と注意点を徹底解説します。

便秘に注意

離乳食2ヶ月目には離乳食初期よりも水分量が減る心配が出てきます。これは、母乳・ミルクの量が離乳食初期とくらべて少なくなり、母乳に含まれていた水分量が減るためです。水分量が減った結果、便が固くなったり便秘になったりする可能性も高くなってしまいます。(※2)。また、腸が未発達なことから消化不良を起こしやすくなります。

便秘は離乳食2ヶ月目には多い注意点で、対策としては野菜を中心としたメニューにすることです。さつまいも・バナナなど食物繊維が多く含まれる食材を使ったメニューで便秘解消を目指しましょう。

マキ先生

小児科医

便秘はある程度量を食べるお子さんに多いですが、逆に消化不良から下痢になるお子さんも多いです。食べたものがそのまま出てくるようなことが続くときには、一旦初期に戻したり、柔らかさなど調節する必要があるかもしれません。