赤ちゃんの唇トラブル!乾燥や吸いだこなど症状別の原因や対処法を紹介!

【医師監修】赤ちゃんの唇トラブルで最も多い乾燥の原因やカサカサ唇のケア方法を紹介しています。《割れて出血》《吸いだこ》《白い》など他の唇トラブルの症状別の原因・対処法や、病気の可能性についても紹介していますので、赤ちゃんの唇トラブルに悩むママは読んでみてくださいね。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんの唇トラブル!
  2. 赤ちゃんのカサカサ唇!乾燥の原因やケア方法は?
  3. 赤ちゃんの唇トラブルの症状別の原因・対処法!吸いだこ・白いなど
  4. 赤ちゃんの唇に関する病気とは?
  5. 赤ちゃんの唇の状態を確認しよう

赤ちゃんの唇トラブル!

赤ちゃんの肌はもちもちで綺麗に見えますね。しかし、赤ちゃんの肌は大人の半分ほどしか厚みがありません。肌に十分水分や皮脂が含まれないので肌を守るバリア機能が弱く、とてもデリケートなのです。

中でもよくみられるのが乾燥が原因で起きる唇トラブルです。唇は角質層が薄く水分も少ないので、もともと乾燥しやすい部分です。赤ちゃんが唇をなめたり、赤ちゃんの口の周りの汚れをガーゼやタオルなどでふき取ることが原因で乾燥してしまうことが多くありますよ。

唇が割れると痛みを感じたりするので、唇が割れるなど重症化する前に、赤ちゃんに合った処置をしてあげたいですね。

(赤ちゃんに合った粉ミルクの選び方については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんに合った粉ミルクの選び方は?ママ達のおすすめ10選!口コミ多数

赤ちゃんのカサカサ唇!乾燥の原因やケア方法は?

赤ちゃんの唇がカサカサしたり乾燥して切れたりするのはかわいそうですね。赤ちゃんの唇はなぜ乾燥するのでしょうか? また、どうケアするべきなのでしょうか? 以下から詳しく見ていきましょう。

原因①【体質】

唇はほかの皮膚よりも角質層が薄いデリケートな部分です。赤ちゃんの中には唇が乾燥しにくく肌トラブルが起きにくい赤ちゃんもいます。しかし、肌が乾燥しやすい体質の赤ちゃんは少しケアを怠るだけですぐに唇が乾燥し、荒れてしまうのです。

原因②【よだれ】

唇が原因で赤ちゃんの唇が乾燥するケースもあります。赤ちゃんは唇をしっかり閉じられないので、よだれを垂れ流してしまいますね。よだれを垂れ流したままにすると口の周りが赤く荒れるので、こまめに拭くようにしているママも多いでしょう。

よだれを拭く時に摩擦や唇の油分が失われることで乾燥し、唇が割れる赤ちゃんもいますよ。

(赤ちゃんのよだれが多い原因については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのよだれが多い原因は?いつまで続く?対処法や、異常な量の目安も!

原因③【脱水】

脱水が原因で唇が乾燥するケースもあります。赤ちゃんは大人より多く汗を多くかくので脱水症状になりやすいです。外出後や遊んだ後、お昼寝をした後は水分補給をさせて、脱水症状にならないように注意しましょう。汗があまり出ず、おしっこの頻度が少ない時は脱水症状になっている可能性があるので赤ちゃんの体調をこまめにチェックしてくださいね。

ケア方法①【ワセリンを塗る】

赤ちゃんの唇の乾燥やひび割れを防ぐため、ワセリンの使用をおすすめします。市販で購入できる白色ワセリンで十分ですよ。ワセリンは顔全体に使えるので、ほかの部分にトラブルが起きた時にも使いまわせます。ワセリンで唇のケアをする場合は、1日に何度もワセリンを塗るようにしてあげてくださいね。

なお、赤ちゃんにワセリンを使う時は赤ちゃん用の製品を使うように気を付けましょう。

ケア方法②【室内の乾燥を防ぐ】

部屋の中を加湿して唇の乾燥を防ぐ方法もあります。気候やエアコンの風の影響で室内が乾燥しやすくなっている時は、唇が割れる可能性が高いですね。加湿器を使用したり濡れたタオルを部屋に干したりし、部屋を乾燥から守ると良いでしょう。

室内の加湿を意識して行えば鼻やのどの乾燥を防げます。風邪やインフルエンザの予防にも役立ちますよ。

ケア方法③【母乳を塗る】

母乳には保湿効果があります。赤ちゃんの唇の乾燥が気になったら、母乳を塗ってあげると良いでしょう。しかし、唇に塗っても赤ちゃんが舐めたり、服やタオルでこすることが十分考えられますね。母乳は臨時の措置程度に考えると良いでしょう。

しっかりケアしたい場合は、ワセリンやリップクリームを塗ってあげてくださいね。