授乳中も生卵を食べてOK!アレルギーの危険性や摂取量など注意点を解説!

【医師監修】授乳中に生卵を食べてもいいの?という疑問をはじめ、アレルギーやサルモネラ菌など生卵を食べることに関連する危険について解説しています。授乳中でも生卵が食べれるのか疑問に感じているママは、この記事をチェックしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 授乳中に生卵を食べても大丈夫?
  2. 授乳中の生卵とアレルギーの関係性は?母乳に影響ない?
  3. 授乳中に生卵を食べることで起こりうる危険は?
  4. 授乳中に生卵は何個までOK?
  5. 授乳中でも注意点を抑えれば生卵を食べられる!
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授乳中に生卵を食べることで起こりうる危険は?

授乳中に生卵を食べることで、アレルギー反応が出てしまったりサルモネラ菌に感染したりすることが考えられます。どのような影響が出てどのくらい危険なのか、それぞれについて解説していきます。

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アレルギーについて

赤ちゃんに母乳を与えている時期に生卵を食べたことが原因で、赤ちゃんがアレルギー体質になる心配はないということはすでに紹介しましたが、注意しなければならない場合があります。それは、赤ちゃんがすでに卵に対してアレルギー反応を起こしてしまうことがわかっている場合です。

ママが生卵やそのほかのアレルギー原因物質を摂取すると、アレルギーの抗体が母乳の成分に含まれてしまうことがわかっています(※3)。母乳に含まれる抗体は少ない量であり、赤ちゃんの体に及ぼす影響はほとんどないため心配いりません。

しかし、事前に赤ちゃんが卵に対してアレルギー反応を起こしてしまう場合はどのような影響が出るかわからないので、注意した方が良いでしょう。母乳が赤ちゃんに及ぼす影響について心配な場合は、あらかじめかかりつけの医師に相談しておくと安心ですね。

サルモネラ菌の危険性について

生卵を食べた場合には、サルモネラ菌に感染して体調不良を起こすことがあります(※2)。サルモネラ菌とは動物や人間の腸に潜む細菌で、生卵を食べてサルモネラ菌に感染するケースは多いです。またこの細菌は免疫機能が低い時に感染しやすく、特に高齢者や幼児、妊娠している女性はかかりやすいでしょう。

サルモネラ菌に感染したママの母乳から赤ちゃんが感染することはありません。しかし、ママがサルモネラ菌に感染すると吐き気や嘔吐、腹痛や下痢、発熱などの症状が体に現れます。そうすると、ママは赤ちゃんのお世話ができなくなる可能性があるので、注意が必要ですね。

サルモネラ菌に感染しないためにも古い卵の生食は避けたり、卵は生で食べずに火を通して食べたり、日ごろから手洗いを徹底したりして対策をとりましょう。

授乳中に生卵は何個までOK?

赤ちゃんに母乳をあげている時期に生卵は何個まで食べていいのか、生卵が好きなママは気になりますね。授乳をしている時期に食べる生卵は、1日何個までと決まっていません。そのため何個食べても大丈夫です。しかし卵はコレステロールを多く含む食べ物です。

健康な人は卵に含まれるコレステロールの影響は受けませんが、高コレステロール血症と診断されている人は動脈硬化の原因になるため控えた方が良いでしょう。授乳中に生卵を何個食べても大丈夫と言っても、食べすぎは良くありません。新鮮な卵でもサルモネラ菌に感染する可能性はありますし、食べすぎると栄養が偏ってしまいます。

栄養バランスの悪い偏った食事は、乳腺炎や生活習慣病になるリスクも高まるので危険です。授乳中は赤ちゃんに質の良い母乳を与えるためにも、栄養バランスの整った食事をしてママも赤ちゃんも健康に過ごせるようにしましょう。

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授乳中でも注意点を抑えれば生卵を食べられる!

授乳していても生卵は摂取できるのかや生卵とアレルギーと関係性について、授乳中のママが生卵を食べることで考えられる危険性などについて紹介しました。授乳中であっても生卵を食べることはできますが、より安全に安心して食べるために摂取量や食べ方に注意すると良いですね。食事の栄養バランスを考えて、卵を上手に摂取していきましょう。