生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数は?母乳・ミルクの量や夜間授乳など紹介!

【医師監修】生後10ヶ月となると離乳食も3回食になってきた赤ちゃんが多いと思いますが、授乳は何回程度すべきか悩みますよね。生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数・間隔や母乳・ミルクの量について紹介します。また生後10ヶ月の赤ちゃんの夜間授乳・卒乳に関してもご参考くださいね。

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Contents
目次
  1. 生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数・間隔は?
  2. 生後10ヶ月の赤ちゃんの母乳・ミルクの量は?
  3. 生後10ヶ月の赤ちゃんの夜間授乳
  4. 生後10ヶ月の赤ちゃんの卒乳準備は?
  5. 生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳に関するQ&A
  6. 生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳体験談
  7. 生後10ヶ月は授乳も離乳食も卒業間近!

生後10ヶ月の時点で卒乳・断乳はできる?

離乳食をしっかり食べていて、麦茶や水から水分が摂れるようであれば可能です。1歳より前の赤ちゃんの方がおっぱいへの執着が少ない子が多く、断乳しやすいとも言われています。断乳する場合は、栄養が偏らないようバランスの良い食事を心がけてあげましょう。

なお、断乳しようとしたけれど赤ちゃんがおっぱいをほしがって激しく泣くような場合はまだ時期が早いと言えます。ママが授乳を続けられるのであれば、断乳はもう少し先にしましょうね。

授乳回数がなかなか減らない場合はどうすれば?

離乳食の食べ具合はいかがでしょうか。離乳食の食べが悪い場合は離乳食だけではお腹がいっぱいにならずおっぱいをほしがっている可能性があります。食材や調理法を変えてみてはいかがでしょうか。または、ママとのスキンシップとしておっぱいをほしがっている場合もあります。

授乳の頻度は個人差があるため、回数が多いからといって心配する必要はありません。授乳の時間は赤ちゃんの精神安定剤的な役割も大きいので、ママが可能であればほしがる分だけ授乳してかまいませんよ。

授乳中に風邪薬は飲んでも大丈夫?

授乳中は服薬を避けるべき薬と、服薬しても問題がないとされている薬があります。風邪薬を服薬する場合は自己判断せずに、薬剤師や医師に授乳中であることを伝えたうえで薬を処方してもらいましょう。

また風邪をひいた時に栄養ドリンクを飲むママもいるかと思いますが、栄養ドリンクにはカフェインが多く含まれているものがあります。

母乳を通してカフェインが赤ちゃんに移行すると眠り辛くなったり、興奮状態になることがあるため服用を控えるか、カフェインレスのものを選ぶようにしましょう。

(葛根湯については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦は葛根湯を飲める?授乳中の影響!安全な物は?効かない時の対策!

妊娠した場合、授乳は控えた方がいいの?

まずは妊婦健診で医師に相談してみましょう。医師から授乳を控えるよう言われなければ、無理に授乳をやめる必要はありません。

一方、授乳することでお腹が張るなどの違和感があれば、授乳は控えて医師に相談しましょう。離乳食がしっかりと食べられているのであれば、これを機会に断乳・卒乳するのもよいでしょう。

(妊娠中の授乳については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠中の授乳はNG?流産の可能性も?いつまで継続できるか、断乳すべきかなど解説!

おっぱいやミルクをあげ続けると虫歯になるって本当?

おっぱいやミルクが直接虫歯の原因となるわけではありません。虫歯の原因は虫歯菌が糖分を分解して歯垢を作ることにあります。

赤ちゃんが虫歯にならないようにするためには、1日最低でも1回歯磨きするようにしましょう。虫歯の原因となる歯垢を歯磨きで落とすことで、虫歯を防ぐことができますよ。

渡邉恵里

小児科医

寝る前の授乳は虫歯の原因となる事もあります。1歳半健診で歯科診察もあるので、この時に異常を指摘された場合は、卒乳を相談する、くらいでいいでしょう。10ヶ月の時点では、心配する必要はありません。

(歯磨き動画については以下の記事も参考にしてみてください)

悩みが解決!歯磨き動画の人気11選!一瞬で子供の歯磨き嫌いが改善できる!

生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳体験談

生後10ヶ月の赤ちゃんのママ達の授乳体験談を紹介します。生後10ヶ月頃になると離乳食にだいぶ慣れて、そろそろ卒乳も考え始める時期ですよね。ママ達の体験談をもとに、今後の授乳や卒乳の参考にしてみてくださいね。