生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数は？母乳・ミルクの量や夜間授乳など紹介！

先の章で生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数は4～6回程度としましたが、夜間の授乳回数は特に個人差があります。就寝時間や朝起きる時間によっても違ってきます。夜だけで4回以上起きて授乳するママもいれば、夜は1回だけという方もいます。また夜間は断乳しているから授乳回数は0回という方もいるでしょう。

生まれたときから比べると胃のサイズも大きくなったので、夜間の授乳回数も減るだろうと思うかもしれません。しかし多くの場合は空腹ではなく、夜中目が覚めた時に寝付けないなどの理由でおっぱいをほしがります。そのため、赤ちゃんによっては10ヶ月でも夜中何度も授乳することがあるのです。

夜間授乳は離乳食をしっかりと食べ、夜中に空腹にならないようになれば必要がなくなります。離乳食の進み具合にもよりますが、だいたい生後7～8ヶ月頃であれば寝る前の授乳を最後に夜の授乳がなくても大丈夫です。

そのため生後10ヶ月であれば、夜間断乳ができる頃と言えます。断乳すると最初の数日はおっぱいをほしがって泣くと思いますが、ほとんどの赤ちゃんは次第に夜の授乳なしでも眠れるようになりますよ。夜に何度も授乳で起きるのがつらいママは夜の間だけ断乳してみるのも一つの手ですね。

夜間授乳がそれほど辛くないのであれば、無理に断乳する必要はありません。赤ちゃんによっても夜中の授乳頻度は異なるのでママと赤ちゃんにとって良い方法を選んでみてくださいね。

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生後10ヶ月となるとそろそろ卒乳も考え出す時期ですよね。卒乳に向けてママがやっておくことはあるのでしょうか。また卒乳するのに適切な時期など、卒乳についてママが気になる点について紹介します。

卒乳は赤ちゃんがおっぱいやミルクをほしがらなくなり自然に飲まなくなることです。一方、断乳はママの職場復帰や体調不良など何かしらの事情があってママがおっぱいやミルクをあげるのをやめることを指します。

一概にどちらが良いということはありませんので、それぞれの家庭にあった方法を選んでかまいません。ただし、自然と授乳回数が減る卒乳に比べて、断乳の場合は赤ちゃんがおっぱいを飲まなくなったことで乳腺炎などのトラブルになりやすいため搾乳するなどおっぱいのケアをしっかりしてあげてくださいね。

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卒乳の時期はだいたい1～2歳頃が目安となっています。赤ちゃんによって個人差があるため、明確な時期はありませんが以下の項目をクリアしている場合は卒乳しても大丈夫だといえます。

・麦茶や水などおっぱいやミルク以外から水分が摂れる
・離乳食を3食しっかり食べられる
・ひとり歩きができる

ただし、これらができているからといってすぐ卒乳する必要はありません。授乳という行為は赤ちゃんの心の安定剤にもなっています。ママが続けられるようであれば、赤ちゃんがほしがる時に授乳してOKです。

（卒乳・断乳の時期については以下の記事も参考にしてみてください）

卒乳するためには少しずつ授乳の回数を減らしていく必要があります。もし現在1日に6回授乳しているのだとすれば、まずは離乳食後の授乳から減らしていくとよいでしょう。赤ちゃんの様子を見ながら、離乳食だけで満足そうなら授乳回数を減らしてOKです。

また夜に添い乳で寝かしつけをしているなら、寝かしつけの方法を添い乳以外に変えていったほうがスムーズに卒乳できますよ。赤ちゃんをトントンしてあげたり、絵本を読んであげたりと卒乳に変わる入眠方法を試してみてはいかがでしょうか。パパに寝かしつけをしてもらうのもよいでしょう。

（卒乳の仕方については以下の記事も参考にしてみてください）

授乳について「こんな時どうすればいいの？」と疑問に思うことはたくさんありますよね。生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳についての疑問についてお答えします。