1歳を過ぎても歩かない…。大丈夫?練習が必要なのはいつから?体験談も

赤ちゃんが1歳を過ぎても歩かないと、心配になります。周りの子が歩いていると「大丈夫なの?」と病気を疑ったりもします。1歳を過ぎても歩かないのは問題なのか、練習が必要なのかなど、赤ちゃんの歩行時期について先輩ママの体験談も交えて説明します。参考にしてください。

Contents
目次
  1. 1歳を過ぎても歩かないのは大丈夫?自閉症の可能性も?
  2. 1歳を過ぎても歩かない時は練習が必要?親ができることは?
  3. 1歳頃みんなの子供は歩いてた?【先輩ママの体験談】
  4. 1歳を過ぎて歩かなくても焦らないで

1歳を過ぎても歩かないのは大丈夫?自閉症の可能性も?

赤ちゃんの発達には大きな個人差があるため、検診で心配しなくても大丈夫と言われたママも多いことでしょう。しかし、子供の発達がほかの子供より遅れていると心配になってしまうものです。特に1歳前後は歩き始める赤ちゃんが多い月齢です(※1)。これはあくまで発達目安であり、歩かない赤ちゃんもたくさんいます。

目安の1歳を過ぎても歩かない場合、なにか問題があるのでしょうか。障害や自閉症の可能性はどうなのでしょう。1歳を超えた月齢になっても歩かないことについて、詳しく見ていきます。

(1歳児の発達については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳児の発達の特徴は?言葉・身長・体重など成長の目安、遅れの基準や対処法も!

1歳を過ぎても歩かないことは普通

1歳を過ぎても歩かないことは普通です。発達に問題はありません。足に異常があるなど、なんらかの障害がある場合は別ですが、「うちの子供だけ発達が遅いのでは?」と心配になるママもいますが、心配しなくても大丈夫です。

赤ちゃんの成長や発達は、個性や遺伝なども大きく関わってきます。発達の早い赤ちゃんでは、生後10カ月程度で歩き始め、遅い子供は1歳6カ月程度で歩き始めます。1歳過ぎはちょうど、平均的に歩く子供が多い月齢です。しかし、それはあくまで平均値のため、歩かない子供もまだまだ多くいるのです。

体重重く、頭が大きいと歩きだす時期が遅れる

赤ちゃんが体重重く、頭が大きいと歩きだす時期が遅れる傾向にあります。それは、二本の足で体を支えるには筋力が必要だからです。赤ちゃんの体型は頭が大きく足が小さいため、バランスを取るのが難しいのです。体重が重いとその分、足の筋力が必要になり歩く時期が遅れてしまうと考えられます。

反対に、体重が軽く頭が小さめの赤ちゃんは早く歩きやすい傾向にあります。どちらがいいというわけでなく、どちらも赤ちゃんの個性といえるでしょう。

(赤ちゃんが歩くについては以下の記事も参考にしてください)

赤ちゃんはいつから歩く?練習や歩行器は必要?注意点も!体験談あり

慎重な性格の赤ちゃんは歩きだす時期が遅れる

慎重な性格の赤ちゃんは歩きだす時期が遅れる傾向にあります。

性格も歩かないことの原因のひとつです。赤ちゃんの頃の性格は分かりにくいですが、幼いながらもひとりひとり性格が違います。赤ちゃんのなかには、とても慎重な性格を持つ子もいるのです。歩く行動は赤ちゃんにとって未知の分野になります。二本の足で歩く行為は、とても不安定で「歩いても大丈夫かな?」と不安になる赤ちゃんもいるのです。

物事に対して慎重な姿勢を見せる赤ちゃんは、必然的に歩くのが遅くなってしまいがちです。

1歳6カ月を超えても歩かない場合は自閉症の可能性も

1歳6カ月を超えても歩かない場合は自閉症の可能性もあります

1歳を過ぎても歩かない場合、赤ちゃんの発達具合や性格が大きく関わるため、基本的に心配しなくても大丈夫です。しかし、1歳6カ月を過ぎても歩こうとする姿勢や動きが全く見えない場合は医師に相談したほうがいいでしょう。足や体、脳に障害か、自閉症の可能性も考えられるからです。

自閉症の場合、ママの言葉が理解できない、言葉の発達が遅い、じっとできない、かんしゃくをおこしやすいなど見られます(※2)。もし、心当たりがある場合は専門医に相談をしましょう。

(障害については以下の記事も参考にしてください)

1歳6ヶ月の発育目安や育児の注意点!言葉が遅いと発達障害?体験談も

1歳を過ぎても歩かない時は練習が必要?親ができることは?

1歳を過ぎても歩かない場合、練習をして早くほかの子供に追いつきたいと思うママもいることでしょう。しかし、前の章で紹介したように、発達の具合や性格なども影響し、練習が絶対に必要であるとは言えません。では、親としては何ができるのでしょうか。

(1歳児の遊びについては以下の記事も参考にしてみてください)

1歳児向けの室内遊びおすすめ33選!子どもの発達に効果がある人気の遊びを厳選!

見守る姿勢が大切

何があっても子供を見守る姿勢が大切です。赤ちゃんが歩かない原因は性格や遺伝、発達の度合いが大きく関わっています。無理して歩く練習をさせるよりも、赤ちゃんの成長を見守り、その子に合った対応をしてあげることが大切です。

「この子はゆっくり成長する子供なんだ」と自覚し、ゆっくりと成長を見守りましょう。人より遅いかもしれませんが、歩きたいという仕草を少しずつ見せてくれるはずです。