1歳児の離乳食の量は?完了期に使う食材など進め方のコツ、食べない時の対処法も

自分で食べれるようになる1歳児の離乳食は、どれくらいの量にすればいいのでしょうか。ママも悩むところです。離乳食の量、完了期に適した食材と進め方、手づかみ食べをさせるポイント、食べない時の対処法など1歳児の離乳食について説明します。参考にしてください。

Contents
目次
  1. 1歳児の離乳食完了期の特徴は?
  2. 1歳児の離乳食の目安量は?
  3. 1歳児の離乳食に適した食材は?
  4. 1歳児の離乳食の進め方は?
  5. 1歳児の離乳食の手づかみ食べをさせるポイント
  6. 1歳児が離乳食を食べない時の対処法
  7. 1歳児の赤ちゃんの離乳食を進めよう

1歳児の離乳食完了期の特徴は?

1歳になると、赤ちゃんも離乳食に慣れ、完了期と呼ばれる時期に入ります(※1)。赤ちゃんの離乳食は時期によって進め方や特徴も変わってきます。離乳食に慣れてきたママにとっても、完了期はわからないことが多いようです。完了期にはどのような特徴があるのでしょうか。

一口の量を覚えていく

1歳になると、赤ちゃんは一口で食べるのに適した量を徐々に自分で覚えていきます。1歳の赤ちゃんは、自分の歯で食べ物をしっかりと噛(か)み、飲み込みやすくなったタイミングで飲み込み始めます。

自分で食べ物を細かくできない、あるいは上手く食べられないというほどの量を口に入れるとこぼしてしまいます。そうした行為を繰り返して、自分の食べやすい量を覚えていきます。

食べ方が大人に近づく

完了期になると、食べ物の食べ方が大人に近づいていきます。完了期には、手づかみ食べの練習をし、道具を使って食べる動きを観察するようになります。自分で道具を使って食べ物をすくうことも覚えていきます。

また、一日の離乳食の回数は三回になり、離乳食で栄養を補うようになっていきます。

1歳児の離乳食の目安量は?

離乳食が進むにつれて、量も変わってきます。離乳食の回数が増え、母乳やミルクの量が減る分、離乳食で栄養を取っていく必要があります。1歳児が1回に食べる離乳食の量の目安について紹介します。

穀類

ご飯・パン・麺などの穀類は、1回に80~90gを目安にあげましょう。軟らかめのご飯であれば、90gを目安にし、大人と同じ固さのご飯やパンは80gを目安に考えましょう。(※1)

野菜・果物

野菜や果物は、1回に40~50gを目安にあげましょう(※1)。この時期になると、ほとんどの野菜や果物を食べることができます。野菜や果物をあげるときには、赤ちゃんが食べやすいように軟らかく煮るなどしましょう。

(離乳食の果物については以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食に果物はいつからOK?量の目安や加熱の必要性、アレルギーなどの注意点も!

肉・魚

肉や魚の目安は、1回に15~20gほどです(※1)。まだ、脂肪分の多い肉や、小骨の多い魚は避けましょう。

豆腐・乳製品・卵

豆腐の目安量は50~55g、乳製品の目安量は100g、卵の目安量は1/2~2/3個です(※1)。卵は熱を通したものをあげましょう。一般的な目安量はありますが、赤ちゃんは個人差も多いものです。バランスを意識しながらも、赤ちゃんの成長に合わせて量を変えていきましょう。

(離乳食の卵については以下の記事も参考にしてみてください)

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