3歳児のしつけ!わがままで反抗期?叱り方のコツやNGな言動・行動を紹介

3歳児は"悪魔"ともいわれます。イヤイヤが自己主張と反抗に変質し、どう対応すればいいのか悩ましいかぎりです。3歳児はわがままで反抗期なのか?しつけ・叱り方のポイント、NGな言動・行動などについて先輩ママ・パパの体験談を交えて紹介します。参考にしてください。

Contents
目次
  1. 3歳児の成長状況は?わがままで反抗期?
  2. 3歳児のわがままな言動・行動は?
  3. 3歳児のしつけ・叱り方のコツやポイントは?
  4. 3歳児の具体的な叱り方・しつけの方法
  5. 3歳児のしつけでNGな言動・行動は?怒る・叩くなど
  6. 3歳児の難しい育児を乗り越えよう

3歳児の成長状況は?わがままで反抗期?

3歳までの育児がとても重要だと聞いたことはありませんか。それは体や心を動かす脳は3歳までに約80パーセントが完成すると言われているからです(※1)。子供は3歳までに行動・心・言葉の面で急激な成長を遂げます。親は反抗期のわが子の成長が喜ばしい反面、戸惑ってしまうことも多いのです。

全てがパワーアップ

3歳児は2歳児に比べ行動・言葉・心の全てにおいてパワーアップします。毎日、わがままな言動・行動を繰り返すには体力がいりますが、3歳児はそれだけの体力が十分に備わっているのです。3歳頃になるとお昼寝をしなくなる子も多く、保育園や幼稚園に通っていない子のお母さんは1日中一緒に過ごすのはかなりの体力が必要となります。

イヤイヤ期終わって反抗期?

3歳児はイヤイヤ期が終わって反抗期に入る?3歳になったらイヤイヤ期が終わって少し楽になると思っていた人も多いでしょう。しかし、3歳になると2歳児のように単にイヤイヤとわがままを言うのではなく、「自分でやりたい!」という自立心が芽生えてきます。

「これをやりたい!」「あれはいやだ!」のように自己主張と反抗がさらに強くなる子も少なくありません。しかし、これは大事な成長過程のひとつですので、あまり悩みすぎないようにしましょう。

(イヤイヤ期はいつからいつまで?については以下の記事も参考にしてみてください)

イヤイヤ期はいつからいつまで?1〜2歳頃の対応方法は?ママの体験談をもとに紹介

言葉の爆発期

2歳から3歳頃までの期間を言葉の爆発期とも呼び、子供の語彙力(ごいりょく)が急激に成長するとても重要な時期です。個人差はありますが、3語文以上を話せるようになり、段々と大人とも会話が成り立つようになってきます。周りの人とのおしゃべりが楽しくなる時期で、社会性やコミュニケーション能力を身につける機会でもあります。

3歳児のわがままな言動・行動は?

3歳児のわがままな言動・行動に頭を悩ませるママやパパはたくさんいます。第一次反抗期特有の言動・行動にはどのようなものが多いのか紹介します。多くの親が同じような悩みを持っています。

癇癪(かんしゃく)

派遣社員

20代

わが子は自分の思い通りに行かないと尋常じゃないくらい泣き叫び手がつけられません。体も大きく力も強くなってきたので、抱き上げてその場を去るのも難しくなってきました。公園やスーパーなどの公共の場での周りの人たちの視線がつらいです。

3歳児は癇癪を起こします。3歳児は自分でやりたいことが増えてくる一方で、それをまだ上手くできないことが多いでしょう。思い通りにいかないと物を投げたり、床にひっくり返って怒って泣き叫ぶなどの癇癪を起します。これは3歳児に多い言動・行動のひとつです。まだ、体と心のバランスが取れていないこの時期は、感情のコントロールができないため気持ちを抑えることができません。

暴力的になる

パート

30代

2歳の時はおっとりしていてお友達とのトラブルもほとんどありませんでした。3歳になった辺りから、児童館や公園でお友達を押したり、けったり、たたいたりと暴力的な態度をとるようになりました。公園に行って誰もいなかった時、ホッとする自分がいます。

3歳児は暴力的になります。自分の周りの環境に興味を持ち始めるようになります。それと同時に、お友達を押したりたたいたり、物を投げたり、おもちゃを取ったりと外の世界で様々なトラブルが増え始めるのもこの時期です。まだ我慢する力がないので、気持ちを抑えきれずに言葉より先に手が出てしまうのです。

何でもイヤ!