子供に口内炎がよくできる原因は?受診の目安や治療法、自宅での予防法も!

この記事では子供の口内炎の原因や、種類・症状などを紹介します。子供に口内炎ができた時の受診の目安と治療法や、自宅でのケア方法、予防法も紹介しますので、子供に口内炎ができ、気になっているママはぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 子供の口内炎の原因は?ウイルス感染やストレス?
  2. 子供の口内炎の種類と症状
  3. 子供の口内炎の受診の目安と治療法
  4. 子供の口内炎の自宅でのケア方法
  5. 子供の口内炎の予防法!食事など
  6. 子供の口内炎について理解しておこう

子供の口内炎の原因は?ウイルス感染やストレス?

子供の病気というと、風邪や手足口病などを連想するママは多いでしょう。しかし、中には子供の口の中に口内炎を見つけて、困ってしまった…という経験を持つママもいます。

口の中の症状は見つけにくいですが、子供の場合感染症が原因で口内炎になってしまうケースもあるので普段からパパやママが子供の様子を注意深く見てあげることができると良いですね。子供の食欲が落ちている時や、口の中を気にする仕草をしている時は要注意ですよ。

では、口内炎ができる原因について以下から詳しく見ていきましょう(※1)。

(赤ちゃん・乳児に口内炎ができる原因については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・乳児が口内炎になる原因は?病院で治療すべき症状、予防法を紹介!

口の中の傷

食器や歯ブラシ、あめ玉などが原因で口の中を傷つけてしまったり、遊んでいる時に口の中をケガしてしまったりするなど、口の中に傷がついたことが原因で細菌が繁殖し、炎症を起こすことがあります。

口の中を歯で傷つけてしまった

大人でも、頬の内側を噛んでしまうことがありますね。子供も同じです。歯で噛むなどして口の中の粘膜が傷つくことで、ただれや痛みなどの症状を引き起こしてしまいます。

免疫のトラブル

免疫のトラブルなど、病気が原因で口内炎ができる場合もあります。口内炎が主な症状になる病気は全身性エリテマトーデス・ベーチェット病などの自己免疫疾患や、咽頭炎・頸部リンパ節炎・アフタ性口内炎・周期性発熱が主症状としてあげられるPFAPA症候群などです。

これらの病気の発生率はあまり高くありません。しかしいずれも難病に指定されている病気なので、子供があまりにも口内炎を繰り返す場合は一度病院に行ってみることをおすすめします。

ストレス

大人と同じように、心身にストレスがかかったことが原因でで子供に口内炎ができるケースがあります。子供は大人に比べて身体が弱いので、疲れていたり悩んでいたり、普段の生活リズムが崩れた時などは注意してあげましょう。

ウイルス感染

ウイルス感染により口内炎ができてしまう場合もあります。ヘルパンギーナや手足口病はウイルス感染が原因でかかる、口内炎が主症状の病気として広く知られていますね。

ヘルパンギーナは喉に炎症ができるほか、口の中に水ぶくれができて高熱が出ることが特徴です。また、手足口病になると舌や唇の内側、喉にまで口内炎ができる場合もあります。

そのほか、ヘルペス性歯肉口内炎もウイルス感染が原因でひどい口内炎ができる病気として知られています。ヘルペス性歯肉口内炎になると、口内だけでなく歯肉にも炎症を起こし、出血や腫れなどを伴うでしょう。

子供の口内炎の種類と症状

子供にできる口内炎の種類や症状が気になるママも多いでしょう。以下から子供の口内炎の種類と症状について詳しく紹介していきます(※1)。

(唇トラブルの症状別の原因・対処法については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの唇トラブル!乾燥や吸いだこなど症状別の原因や対処法を紹介!

アフタ性口内炎

口の中にできる、米粒から豆粒サイズの腫瘍のことをアフタと言います。大人の口の中にもよく見られる、中心が白く周りがピンク色の口内炎のことです。このアフタが口の中にたくさんできた口内炎のことを、アフタ性口内炎と言います。

アフタ性口内炎になる原因は、栄養不足や睡眠不足などが原因で免疫力が低下することや食事の際に口の中を噛むことです。

アフタ性口内炎になると食事をしている時に痛みを感じる場合がありますが、熱を伴うことはほぼありません。アフタ性口内炎は口内炎を伴う病気の中では症状が軽い方ですが、時間が経っても治らない場合は病院に行くことをおすすめします。