突発性発疹の症状は?原因・対処法は?熱・発疹なしの場合も?写真で解説!

赤ちゃんの突発性発疹とは?うつる病気?という疑問をはじめ、【写真】付きで症状の特徴や熱・発疹なしの症状を紹介します。原因・感染経路や、対処法、注意すべき合併症や病院に受診する目安のほか、保育園はいつから登園可能なのかも紹介していきますよ。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんの突発性発疹とは?うつる病気?
  2. 突発性発疹の症状は?熱・発疹なしの場合も?【写真あり】
  3. 突発性発疹の原因・感染経路
  4. 突発性発疹の対処法は?治療は不要?
  5. 突発性発疹で注意すべき合併症
  6. 突発性発疹で病院を受診する目安は?
  7. 突発性発疹で保育園はどれくらい休む?
  8. 赤ちゃんの突発性発疹について知っておこう

赤ちゃんの突発性発疹とは?うつる病気?

突発性発疹という言葉自体は聞いたことがあるけれど、どういった症状なのかは知らない……というママは多いでしょう。突発性発疹とは、生後6ヶ月頃になった赤ちゃんが38~40度の熱を出し、熱が下がるとともに起こる発疹です(※1)。

赤ちゃんが突然高熱を出し、突発性発疹になってしまったら戸惑うママも多いでしょう。突発性発疹について以下から、詳しく紹介します。

(心筋炎については以下の記事も参考にしてみてください)

心筋炎とは?子供に多い病気?症状の特徴や原因、治療法・予防法も!

赤ちゃんは突発性発疹を1度は経験する?

ほとんどの赤ちゃんが突発性発疹を経験すると言われています。ただし、必ず全員が発症するわけではありません。突発性発疹のウイルスに感染しない赤ちゃんもいますし、突発性発疹のウイルスに感染したのに発症しない赤ちゃんもいますよ。

突発性発疹にかかるのは免疫力が弱まるせい?

生後3ヶ月頃くらいまでの赤ちゃんは、ママからもらった免疫力のお陰で病気にかかりにくい状態です。しかし、生後6ヶ月以降になるとその免疫力が弱まり、細菌やウイルスに感染しやすくなります。

ママからもらった免疫力が弱まる生後6ヶ月頃のタイミングでちょうど突発性発疹にかかった、というケースも少なくありませんよ。

突発性発疹は人にうつる?

突発性発疹はウイルスが原因で発症する病気なので、人にうつります。感染力が弱いので大人にうつることはあまりありませんが、同じくらいの月齢の赤ちゃんには感染する可能性があるでしょう。

(人にうつる結膜炎の見分け方については以下の記事も参考にしてみてください)

子供の結膜炎の症状は?原因・治療法、うつる・うつらない種類の見分け方も!

突発性発疹になったら急いで病院に行くべき?

赤ちゃんが単に発熱しているだけなら、すこし様子を見ても良いでしょう。

しかし、突発性発疹以外の病気にかかった可能性もあります。赤ちゃんがぐったりしていたり水分をとれないなどの症状を見せていたら病院に行くようにしてくださいね。

突発性発疹の症状は?熱・発疹なしの場合も?【写真あり】

多くの赤ちゃんがかかる感染症と聞くと、突発性発疹の症状についてしっかり知っておきたいですよね。突発性発疹になると、赤ちゃんにどのような症状があらわれるのでしょうか?

突発性発疹になると、まず39度~40度の熱を3~4日出します。その後、熱が下がってくるにつれてかゆみのない1cmほどの発疹がお腹や背中に発生し、徐々に手足や顔に広がっていきます。この時にできる発疹が赤色をしているため、突発性発疹は「紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)」とも呼ばれていますよ。(※2)

突発性発疹で発疹ができた場合、発疹が完全に消えるまで2日~4日かかりますが、その間は特に治療する必要はありません。(※2)

発熱や発疹がない突発性発疹もある?

突発性発疹は熱が下がった後に発疹ができる病気だと思っているママも多いでしょう。しかし、人種によっては発熱や発疹を伴わない突発性発疹もあります。例えば発熱した後に発疹ができる日本人の赤ちゃんの割合は約90%ですが、欧米の赤ちゃんの場合は、発熱した後に発疹ができる赤ちゃんの割合が約30%~40%だと言われています。

また、子供によっては発熱だけでなくリンパ節の腫脹・大泉門膨隆・熱性けいれん・鼻水や咳などの症状が現れることもありますよ。

(自閉症スペクトラムの症状については以下の記事も参考にしてみてください)

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突発性発疹の原因・感染経路