子供の風疹の症状をチェック!麻疹とは違う?原因、治療・予防法は?自宅ケアの方法も!
子供の風疹(ふうしん)はワクチン接種で予防できるようになりました。それだけに子供が風疹にかかるとどんな症状が出るのか気になります。風疹の症状、原因、治療法、ワクチン、自宅ケア、また麻疹(ましん=はしか)との違いについて説明します。参考にしてください。
先天性風疹症候群を予防するためにも、妊娠を考えると抗体検査をお勧めします。風疹は感染力が高いため、パートナーや両親など家族の抗体もあるかどうか確認すると安心です。予防接種後、一定期間は避妊してください。注意しましょう。
(妊婦の風疹については以下の記事も参考にしてみてください)
子供の風疹の原因
感染力の高い風疹に子供がかからないためには、どうすれば良いでしょうか。風疹のウイルスは基本的に飛沫感染します。風邪と同じでくしゃみや咳(せき)で感染してしまいます。潜伏期間が2-3週間と長いため、どこで感染したのかわからないケースもあります。
1歳すぎたらワクチン
このため子供はワクチン接種で風疹の抗体を付けることができます。抗体ができれば風疹を予防することができます。
風疹は1度かかれば免疫がつくので、抗体がなくなるまでは安心です。1歳をすぎた時期に1回目の麻疹・風疹の予防接種(MR)ができます。赤ちゃんは生後7カ月頃になると、母親の免疫がなくなってきます。風邪など感染症にかかりやすくなるので、風疹のワクチン接種を終えるまで、ほかの感染症も合わせて注意しましょう。
パパもママもマスクを
風疹などの感染症は外から持ち込まれることが多いでしょう。しかし、赤ちゃんや子供はなかなかマスクを付けてくれません。風邪がはやっている時期などはパパもママもマスクで予防しましょう。感染症を家庭に持ち込まないことが大切です。
(赤ちゃんのマスクについては以下の記事も参考にしてみてください)
子供の風疹 症状に個人差
風疹の症状には個人差があり、特効薬のような治療法はありません。対処療法で自然治癒を待つことになります。
風疹の特徴である発疹以外では風邪と似た症状で、熱が高ければ解熱剤が処方されることも。基本的には自宅での経過観察です。発熱したら脱水症状にならないように水分補給に努めてください。
周りにうつさない
子供が幼稚園や保育園に通っている場合は、多くは出席停止となります。登園すれば風疹の感染を広げかねません。周囲に予防接種前の赤ちゃんや妊婦さんがいることもあり、風疹をはやらせないことが大切です。治療が終わり症状が治まった後は、医師や園に登園できるかを確認した上で登園を再開しましょう。
子供の風疹の予防接種(ワクチン)について
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