幼稚園・保育園の保険は入る?入らない?補償内容や加入する必要性・メリットを紹介

幼稚園・保育園から保険の加入を勧められることがあり、入るべきか悩みますよね。幼稚園・保育園で勧められる保険の種類や、保険の補償内容、保険に加入する必要性やメリットを紹介します。幼稚園・保育園で勧められる保険に関する先輩ママの【体験談】も紹介します。

Contents
目次
  1. 幼稚園・保育園の保険には入るべき?保険の種類は?
  2. 幼稚園・保育園で加入する保険の補償内容は?
  3. 幼稚園・保育園の保険に加入する必要性・メリット
  4. 幼稚園・保育園で勧められる保険の請求に関する体験談
  5. 幼稚園・保育園の保険に入る必要はそこまでないかも

幼稚園・保育園の保険には入るべき?保険の種類は?

入園の時期や、運動会などのイベントのシーズンになると、幼稚園・保育園から保険の案内を渡された経験のあるママもいることでしょう。園が勧める保険に入るか入らないか、悩むママも多いのではないでしょうか。保険は必要かどうかを判断するには、保険の種類や補償内容を知っておく必要があります。

幼稚園・保育園が勧められる保険は大きく分けて二種類あります。まずは、保険の種類を見ていきましょう。

(入園準備については以下の記事も参考にしてみてください)

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災害共済給付

災害共済給付は、日本スポーツ振興センターの保険です(※1)。幼稚園や保育園だけでなく、小学校などで入る保険もこれにあたります。団体で入る共済保険のため、掛け金は月に270円~350円と安い保険です。

園内で起きた、病気やけが、事故などを補償する保険で、熱中症や食中毒にも対応していますが、適応される範囲が限られています。掛け金が安く、最低限の補償があるため、加入している人も多い保険です。しかし、保険料の請求が園を通すため、支払われるのが遅く、保険金額もかかった3割負担の治療費に1割プラスされた金額しか受け取れません。

民間保険会社の任意保険

園が勧める民間保険会社の任意保険は、紹介した災害共済給付では対応できない範囲を補います。補償の範囲は広く、事故やけが、病気の補償から賠償まで対応しています。災害共済給付では、お友達にけがをさせた場合の賠償は出ないと考えていいでしょう。しかし、任意保険の方は賠償に対応しているので、こちらを使うことができます。

しかし、民間の任意保険のため、掛け金が共済給付に比べ、少し高いデメリットがあります。民間保険会社の任意保険に入るか入らないかの検討は、現在加入している保険の内容を確認しましょう。内容が重複する可能性を確認し、入るか入らないかを決めた方がいいでしょう。

(保険については以下の記事も参考にしてみてください)

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幼稚園・保育園で加入する保険の補償内容は?

幼稚園・保育園で加入する保険には2種類あることを紹介しました。どちらも子供のけがや病気、事故などに対応しています。具体的にはどのような補償をしてくれるのでしょうか。補償内容は大きく3つに対応しています。入るか入らないかの決め手にもなるため、補償内容を詳しく掘り下げてみましょう。

(病気については以下の記事も参考にしてみてください)

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子供本人のけがや病気の補償

子供本人が幼稚園・保育園で、けが、病気になった時に補償されます。保険の内容によりますが、けがで入院や通院になった場合の通院費や手術代が支払われます。災害共済給付の場合、けがの補償、病気の場合は熱中症と食中毒のみと制限があるため、病気の備えのために加入するなら、確認しておく必要があるでしょう。

しかし、医療費の場合、自治体により制度が違いますが、子供の医療費は3割負担より安くすむ制度があります。それらをうまく利用すると医療費はほとんど払わなくてもすむため、保険を利用するまでもないケースも多くあります。

他人や物への損害賠償のための補償

幼稚園・保育園で、友達にけがをさせてしまったり、物を壊してしまった時に保障されます。子供がお友達にけがをさせたり、物を壊した場合、責任を取るのはママやパパです。きっかけは些細な事であっても、相手のけがの具合や物によっては何百万、何千万となったケースもあります。

見落としがちですが、幼稚園・保育園への送迎の際にパパやママが他人にけがを負わせてしまった場合も想定できるでしょう。損害賠償は高額になるケースが多いため、何らかの保険に加入しておいた方が安心できるでしょう。

なお、災害共済給付は、けがや病気をメインとした保険のため、他人や物への賠償は出ないことが多いです。その場合、民間の任意保険の方の利用、または自分で入っている賠償責任保険を利用することになります。

親が亡くなった時のための補償

パパやママが突然亡くなってしまったり、重度の後遺症が残って働けなくなった場合に補償されます。扶養してくれる家族がいなくなれば、子供は幼稚園や保育園に通うことができなくなるでしょう。保育や教育をきちんと受けることができるように補償されます。

こちらの補償も民間の任意保険の場合の補償となり、災害共済給付にはない補償ですので注意しましょう。

幼稚園・保育園の保険に加入する必要性・メリット